カウンターキッチン・独立型キッチン・壁付けキッチン。賃貸物件でおすすめのキッチンとは?タイプ別にメリットとデメリットを紹介

公開日:2022年04月21日   最終編集日:2022年06月28日

カウンターキッチン・独立型キッチン・壁付けキッチン。賃貸物件でおすすめのキッチンとは?タイプ別にメリットとデメリットを紹介
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目次

賃貸物件の部屋探しでキッチンにこだわりの条件を持つ人も少なくないでしょう。
特に料理が好きな人や頻繁に自炊する人にとっては、キッチンに満足できないと毎日の生活にストレスを感じてしまうことにつながりかねません。


ただ一言でキッチンと言っても、カウンターキッチン、独立型キッチン、壁付けキッチンなどさまざまな種類があります。
大切なことは、それぞれのキッチンの特徴をよく把握し、自分に合ったキッチンが備えられている部屋を選ぶことです。


本記事では、賃貸物件のさまざまなキッチンの種類やその特徴を紹介すると同時に、それぞれのメリットやデメリットについても分かりやすく解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき、自分に合うキッチンが備えられた理想の部屋探しの参考にしてみてください。

1. 開放感が生まれる−カウンターキッチン

開放感が生まれる−カウンターキッチン

まず最初にカウンターキッチンについて解説します。


カウンターキッチンとは、その名の通り「カウンター」を設けた仕様で、ダイニングルーム(やリビングルーム)との間に配置されているキッチンです。
キッチンとダイニングルームを区切る壁がないため、室内に開放感が生まれるのが最大の特徴と言えます。

1.1 カウンターキッチンのメリット

開放感が特徴のカウンターキッチンですが、主なメリットは以下のようなことが挙げられます。

  • 実際よりも部屋全体が広く感じられる
  • 料理しながら部屋の様子を確認できる
  • コミュニケーションも楽しめる
  • 生活動線が優れている
  • カウンターとしての機能も果たす

ではこれらのメリットについてもう少し詳しく確認していきましょう。

1.1.1 実際よりも部屋全体が広く感じられる

カウンターキッチンのメリットの一つは、部屋全体が実際の広さよりも広く感じられることです。
キッチンとダイニングルームを隔てる壁などがないため、部屋の水平方向にふき抜けができ、空間の広がりを感じることができます。

1.1.2 料理しながら部屋の様子を確認できる

料理をしながら部屋の様子が確認できる点もカウンターキッチンの大きなメリットです。
カウンターキッチンはダイニングルームの方に向いており、視線を上げると自然と部屋全体の様子を見渡すことができます。
小さな子どもがいたり、ペットを飼っている人にとっては、料理をしながらも大切な家族の様子をすぐに確認できるため安心です。

1.1.3 コミュニケーションも楽しめる

キッチンで料理をしている最中でも家族や来客者とコミュニケーションが楽しめることもカウンターキッチンのメリットと言えます。


カウンターキッチンの場合は、同じ空間にいる人との会話を妨げる物理的な障害物がないため、相手の表情なども確認しながら質の高いコミュニケーションが可能です。
料理をする人にとっても、ダイニングルームやリビングルームで行われている会話にいつでも加わることができ、キッチンで孤立することはありません。

1.1.4 生活動線が優れている

生活導線が優れていることもカウンターキッチンのメリットです。
作った料理をダイニングルームへ運びやすいのはもちろん、食べ終わった食器などもカウンターキッチンに置きやすいため、室内での移動にあまり無駄がありません。
メリットとしてはインパクトは小さいかもしれませんが、年単位の長期的な視点で考えると、貴重な時間と労力を大きく節約できると言えるでしょう。


また、できあがった料理などをカウンターに置き、それを家族にテーブルまで運んでもらうといった家事の協力が得やすい点も魅力です。

1.1.5 カウンターとしての機能も果たす

カウンターキッチンはその名の通りカウンターが付いていますので、高さの合うイスを配置すれば食事をしたりお茶を飲む場所としても活用することができます。
カフェ感覚で軽食を食べたりするのはもちろん、お気に入りの雑貨などを置いてディスプレイすることも可能です。

1.2 カウンターキッチンのデメリット

さまざまなメリットがあり魅力的なカウンターキッチンですが、以下のようなデメリットもあります。

  • キッチンがまる見えになる
  • 匂いが部屋全体にまで行き渡る
  • キッチン以外のスペースが狭くなる

ではそれぞれのデメリットを詳しく確認していきましょう。

1.2.1 キッチンがまる見えになる

キッチンがまる見えになってしまうことは、カウンターキッチンのデメリットの一つです。
カウンターキッチンの前には視界を遮るものがないため、ダイニングルームからもキッチンはよく見えます。


したがって、料理したあとの片付けを後回しにしたり、食べ終わった食器をシンクに置きっぱなしにしておくと、部屋全体の美観を損ねかねません。
来客者などからは、だらしないと思われてしまったり、生活感が色濃く出た部屋という印象を持たれてしまうこともあるでしょう。
普段からしっかり後片付けができる人でなければ、カウンターキッチン付きの部屋はその魅力よりもデメリットが目立ってしまうかもしれません。

1.2.2 匂いが部屋全体にまで行き渡る

キッチンから出る匂いが部屋全体に行き渡ってしまうことも、カウンターキッチンのデメリットの一つです。
調理中の匂いはもちろん、生ごみもこまめに処理しないと独特の嫌な匂いが部屋に充満してしまいます。
目に見えない匂いをしっかり管理できるかどうかも、カウンターキッチンが備えられた部屋で快適に過ごせるかどうかのポイントです。

1.2.3 キッチン以外のスペースが狭くなる

カウンターキッチンは開放的な空間を演出してくれますが、実際はその存在によってダイニングルームのスペースが狭くなってしまいます。
カウンターキッチンの場合、部屋の壁から離れた位置に配置されるため、後述する壁付けキッチンよりも設置にスペースが必要です。
従って、その性質から開放的に見えるものの、部屋全体のスペースを最大限広く使えていないことはカウンターキッチンのデメリットになります。

1.3 カウンターキッチンが向いている人

ここまでメリットとデメリットについてお伝えしました。
これらを踏まえると、以下に該当する人はカウンターキッチンに向いていると言えます。

  • 開放的な雰囲気の部屋を希望する人
  • 料理をしながら部屋の様子に目を配りたい人
  • キッチンからでも家族や来客者とのコミュニケーションを取りたい人
  • キッチンを綺麗に保てる人

また、カウンターキッチンはデザイン性が高いため、オシャレな部屋を希望する人にも向いています。

2. 生活感を隠せる−独立型キッチン

生活感を隠せる−独立型キッチン

次に独立型のキッチンについて解説します。
独立型キッチンとは、出入口を含めた四方が壁で囲まれた一つの部屋のようになっているキッチンです。


最大の特徴は生活感を隠せることですが、独立型キッチン特有のメリットとデメリットがありますので次の項目で確認していきましょう。

2.1 独立型キッチンのメリット

独立型のキッチンの主なメリットには以下のことが挙げられます。

  • 料理に集中できる環境を得られる
  • 匂いが広がらない
  • キッチンの様子を隠せる
  • 収納スペースが多い

ではそれぞれを詳しく確認していきます。

2.1.1 料理に集中できる環境

キッチン専用のスペースであるため料理に集中して取り組めることは、独立型キッチンのメリットの一つです。
料理すること自体を楽しみたい方や手際よく料理を済ませたい方にとっては、独立型キッチンでは余計なことに気を取られることがほとんどありませんので、おすすめと言えるでしょう。

2.1.2 匂いが広がらない

料理中に発生する匂いが他の部屋やスペースに広がりにくいことも独立型キッチンのメリットと言えます。
来客者がいるときなどにも、匂いを気にせずに気兼ねなく料理することはもちろん、他の部屋に保管してある服などに匂い移りしてしまう心配もありません。
キッチンから発する匂いを最小限に留めたい方には、独立型キッチンが最も最適と言えます。

2.1.3 キッチンの様子を隠せる

キッチンは生活感がよく出るスペースの一つですが、それをキッチン内だけに留めておけることは独立型キッチンの特徴でありメリットの一つです。
カウンターキッチンの場合は、キッチンの様子がダイニングルームからまる見えになってしまい気になることも多いですが、独立型キッチンの場合は外から中の様子が見えることはありません。
生活感をできるだけ排除したい方にも、独立型キッチンはおすすめと言えるでしょう。

2.1.4 収納スペースが多い

収納スペースが多いのも独立型キッチンのメリットです。
独立型キッチンは壁に囲まれていますので、壁面収納を多く配置できます。
調理器具や調味料などを豊富に持つ方にとっては使い勝手もよく、料理も片付けもしやすく便利と言えるでしょう。


また冷蔵庫や電子レンジもキッチン内に全て配置でき、料理に必要なものを一つのスペースに収めることができるのも魅力です。

2.2 独立型キッチンのデメリット

生活感を隠して料理に集中できるなどメリットの多い独立型キッチンですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 料理以外の手間がかかる
  • 閉鎖感がある
  • キッチン以外の様子が分からない

ではそれぞれを詳しく確認していきます。

2.2.1 料理以外の手間がかかる

独立型キッチンは料理することに関しては効率的に行えますが、作った料理を運んだり、食べ終わった食器を下げるときに手間がかかることがデメリットの一つです。
ダイニングルームなどへのアクセス性はカウンターキッチンより悪く、家の中での移動が必然的に増えると言えるでしょう。


壁に囲まれており、スペースも大きくないことが一般的であるため、掃除するときの掃除機の取り回しなどにも気を遣う必要もあります。

2.2.2 閉鎖感がある

独立型キッチンは、カウンターキッチンなどと比較すると開放感がなく、閉鎖的であることもデメリットの一つです。
料理に集中できるという面もありますが、一人で孤独に作業を行う「寂しいスペース」になりがちであると言えるでしょう。

2.2.3 キッチン以外の様子が分からない

キッチン以外の様子が分からないことも独立型キッチンのデメリットの一つです。
一度キッチンに入ってしまうと、その他の部屋の様子は伺い知れません。
目を離すことができないような小さな子どもがいる家庭では、子どもの様子が気になり料理に集中できなくなることも考えられます。

2.3 独立型キッチンが向いている人

独立型キッチンのメリットとデメリットについてお伝えしましたが、それらを考慮すると以下に該当するような人は独立型キッチンに向いていると言えます。

  • できるだけ生活感を排除したい人
  • 料理に集中したい人
  • 手のかかる子どもがいない人
  • キッチンに料理すること以外の機能を求めない人

「料理すること」に特化した専用スペースを求める人にとっては、独立型キッチンは最適と言えます。

3. 部屋を広く使える−壁付けキッチン

部屋を広く使える−壁付けキッチン

ここでは壁付けキッチンについて解説していきます。
壁付けキッチンとは、リビングやダイニングルームの一角にある壁に対して正面に配置されたキッチンのことです。
壁沿いに設置されるため、部屋を広く使えるという特徴があります。


ではこれまでと同様に、壁付けキッチンに関してもメリットとデメリットを確認していきましょう。

3.1 壁付けキッチンのメリット

壁付けキッチンの主なメリットは以下のようなことが挙げられます。

  • キッチン以外のスペースを広く取れる
  • 料理にも比較的集中できる
  • キッチン以外にいる人とのコミュニケーションもとれる
  • 生活動線に優れている

ではそれぞれについて詳しく確認していきます。

3.1.1 キッチン以外のスペースを広く取れる

壁付けキッチンの最大のメリットは、キッチン以外のスペースを広くとれることです。
壁付けキッチンは壁沿いに配置されますが、壁から70cm程度のスペースがあれば設置が可能で、非常に省スペースであると言えます。
部屋のスペースを最大限に活かしたい方にとっては、壁付けキッチンが備えられた物件がおすすめです。

3.3.2 料理にも比較的集中できる

独立型キッチンほどではありませんが、壁付けキッチンも料理に集中できるというメリットがあります。
壁付けキッチンの正面は壁ですので、ダイニングルームの様子などは視界に入ってきません。
気が散る要素が視界に入ることがないため、料理にも集中しやすいと言えます。

3.3.3 キッチン以外にいる人とのコミュニケーションもとれる

キッチン以外の場所にいる人ともコミュニケーションが取りやすいことも、壁付けキッチンのメリットの一つです。
壁付けキッチンはダイニングルームやリビングルームと一つの空間でつながっています。
壁に向かって料理をしていても、振り返れば他の人とも容易にコミュニケーションが可能です。
料理に集中しつつ、家族とのコミュニケーションが取りやすいというバランスの良さが壁付けキッチンの魅力と言えるでしょう。

3.3.4 生活動線に優れている

壁付けキッチンはカウンターキッチンや独立型キッチンと比較すると最も生活動線に優れていると言えます。
既に紹介したカウンターキッチンも生活動線に優れていますが、壁付けキッチンの場合はダイニングルームからキッチンスペースの間に障害物は何もありません。
そのため、キッチンから料理を持ち運ぶときや、食べ終わった食器を下げたりするときにも、カーブのない直線的な動線でキッチンまで行くことができ、無駄な動きをしなくて済みます。

3.2 壁付けキッチンのデメリット

部屋を広く使えることが魅力の壁付けキッチンですが、以下のようなデメリットもあります。

  • 収納スペースが少ない
  • キッチンがダイニングルームなどからまる見え
  • 匂いが部屋全体に広がる

ではそれぞれを確認していきましょう。

3.2.1 収納スペースが少ない

壁付けキッチンは部屋を広く使える反面、キッチンとしてのスペースそのものが狭く、収納スペースが少ないことがデメリットの一つです。
調理器具が多い人などは収納を工夫しないと、キッチンに物が溢れかえり、料理するときにも悪影響がでる可能性があります。

3.2.2 キッチンがダイニングルームなどからまる見え

キッチンがまる見えなことも壁付けキッチンのデメリットです。
カウンターキッチンも同様のデメリットがありますが、壁付けキッチンの方がより見えやすいため、常に綺麗に整理整頓しておかなければ部屋全体の美観を損ねてしまうおそれがあります。

3.3.3 匂いが部屋全体に広がる

匂いがキッチン内にとどまらず、部屋全体に広がっていくのも壁付けキッチンのデメリットです。
ただし、壁付けキッチンの場合は、間取りによってはキッチン正面の壁が窓になっているケースもあり、その場合は多少換気しやすくなります。


ただ、どうしても匂いに関して妥協できない人は、壁付けキッチンやカウンターキッチンは避けた方が良いでしょう。

3.3 壁付けキッチンが向いている人

壁付けキッチンのメリットとデメリットをお伝えしましたが、以下のような人にとっては壁付けキッチンは向いていると言えます。

  • 部屋を広く使いたい人
  • そこまで頻繁に料理をしない人
  • 調理器具などのキッチンに置くものが少ない人
  • 料理する場合も家族などとコミュニケーションを取りたい人

調理を頻繁にする人でも、キッチンがまる見えになってしまうことや、匂いが広がることに関してあまり気にならない方であれば、部屋を広く使える壁付けキッチンはおすすめできます。

4. カウンターキッチンじゃないとイヤ?賃貸物件だからこそ置き家具やレイアウトを工夫して理想のキッチンに!

カウンターキッチンじゃないとイヤ?賃貸物件だからこそ置き家具やレイアウトを工夫して理想のキッチンに!

部屋探しをしている人の中には、カウンターキッチン付きの物件を条件にしている人も少なくありません。
確かにカウンターキッチンはデザイン性も高くオシャレなため人気ですが、壁付けキッチンも工夫次第でカウンターキッチンに負けない「良さ」を引き出すことができます、


この項目では意外と知られていない壁付けキッチンの使い方などを紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

4.1 実は魅力がいっぱい!いろんなレイアウトが楽しめる壁付けキッチン

壁付けキッチンは実はいろいろなレイアウトが楽しめるキッチンでもあります。
壁に沿って配置するため、直線的な形状やコーナーを上手く利用したL型やU型の形状など、一言で壁付けキッチンといってもその様子は物件によってさまざまです。


カウンターキッチン付きの物件を条件にしつつ、壁付けキッチンの物件も候補に入れて部屋探しを行うことで、予想もしていなかったオシャレな壁付けキッチンに出会えるかもしれません。

4.2 カウンター収納を設置すれば、ちょっとした目隠しや作業台にもなる

壁付けキッチンにはカウンターはありませんが、その背後にカウンター収納を設置すれば、カウンターキッチンに似たスペースを自作することができます。
カウンター収納を置くことで、壁付けキッチンのデメリットの一つである収納スペースの少なさをカバーでき、さらに天板部分は料理の作業台やカウンターとしても利用できるでしょう。
またカウンター収納を置くことで、ちょっとしたキッチンの目隠しにもなります。

4.3 間仕切りを設置すれば、生活感を隠すことができる

壁付けキッチンの生活感が気になる方は、パーテンションなどの間仕切りを設置すれば、それを簡単に隠すことができます。
キャスター付きで移動できるパーテーションであれば、来客時などの必要なときだけに目隠し代わりに使えるのでおすすめです。
壁付けキッチンは工夫次第でデメリットを解消し、自分好みにアレンジすることもできるので、カウンターキッチンに負けずとも劣らない魅力的なキッチンと言えます。

5. 高級賃貸のキッチンには色々なタイプがある!あなたのお気に入りのキッチンタイプは?

高級賃貸のキッチンには色々なタイプがある!あなたのお気に入りのキッチンタイプは?

ここまでは一般的な賃貸物件のキッチンについてお伝えしましたが、高級賃貸物件のキッチンの場合は、その名に恥じないさまざまな種類の立派なキッチンが備えられていることが多いです。
ここではそんな高級賃貸物件のキッチンについて紹介してますので、ぜひチェックしてみてください。

5.1 カウンターキッチン

高級賃貸物件のカウンターキッチンは、作業台の部分もカウンター部分も広々とした設計になっています。


サイズが大きめのためコンロの口数も3口以上であったり、最新の食器洗い機も内蔵されていたりと、料理しやすく片付けしやすいのも特徴です。
機能的でありながら照明などの細部にもこだわるなど、使い勝手とデザイン性が高いレベルで両立されています。

5.2 アイランドキッチン

アイランドキッチンと呼ばれるオシャレなキッチンがついていることが多いのも高級物件の特徴になります。
アイランドキッチンはカウンターキッチンの一種ですが、両サイドどちらとも壁に接しておらず、完全独立型の離島のようなキッチンです。
キッチンへのアクセスは左右どちらからも可能で、カウンターの上での作業は360度どこからでもできます。


より開放的な印象をもたらしてくれるアイランドキッチンは、部屋が広い高級賃貸物件ならではのキッチンと言えるでしょう。

5.3 独立型キッチン

高級賃貸物件にも独立型キッチンを採用しているものも少なくありません。
一般的な賃貸物件と比較すると広々と設計されており、機能面も優れていることがほとんどです。
一度に大量の料理を作ったり、シェフを呼んで本格的な料理ができるような立派な設備が完備されていたりすることもあります。

5.4 コの字型キッチン

コの字型キッチン<br>
高級賃貸物件のコの字型キッチンは収納力も高く、料理好きの方にはおすすめのキッチンです。
コの字型キッチンとは、壁付けキッチンの一種でU字型キッチンとも呼ばれます。


その名の通り、「コ」の字のような三面タイプになっており、作業スペースが広いのが特徴です。
キッチン内での移動も最小限に抑えられ、正面、後方、横で「ひとつながり」になったキッチンは非常に料理がしやすい形状になっています。

5.5 L字型キッチン

L字型キッチン<br>
コーナーでつながる壁二面を使ったL字型キッチンも高級物件によく採用されています。
料理のしやすさと収納力のバランスが良く、誰にでも好まれるキッチンと言えます。

5.6 2列型キッチン

二列型キッチン<br>
2列型キッチンを採用している高級賃貸物件も見られます。
2列型キッチンとは、シンクスペースと作業スペースが並行に並んでいるタイプで、コの字型キッチンの最も短い辺の部分を省いたキッチンです。
収納力も高く、壁付けキッチンとカウンターキッチンの良い面を兼ね備えたキッチンとも言えます。

5.7 壁付けキッチン

これまでお伝えしたように高級賃貸物件の壁付けキッチンは、コの字型・L型・2列型などさまざまです。
その他にも直線的でスタンダードなI型など種類も豊富で、物件のコンセプトやターゲット層に合った仕様になっています。
どのキッチンも一般的な賃貸物件と比較すると広々としており高機能なのが特徴です。
高級賃貸物件はキッチンもハイグレードで、大満足なキッチンライフが期待できるでしょう。

6. まとめ

今回は賃貸物件のキッチンに注目して解説しました。


さまざまな種類のキッチンがあり、特徴やメリット、デメリットもそれぞれ異なります。
ぜひ参考にしていただき、理想のキッチン付きの部屋を探すのに役立ててみてください。


弊社「シンシア」は、都内を中心に高機能なキッチンが備えられた高級賃貸物件も多数取り扱っております。
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