ハウスクリーニングの料金相場はいくら?費用を安く抑える方法と失敗しない業者の選び方を解説!
公開日:2022年11月15日 最終編集日:2022年11月15日
目次
- 1. ハウスクリーニングとは
- 2. ハウスクリーニングの料金相場は?
- 3. ハウスクリーニングの料金が高くなるケース
- 4. ハウスクリーニングの料金を安くする方法
- 5. ハウスクリーニング業者を選ぶポイント
- 6. よくあるハウスクリーニングのQ&A
- 7. まとめ
自分の力では掃除ができない部分を業者に依頼したいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?ハウスクリーニングを利用すると、専用の道具やプロの技で家の汚れを落としてくれます。
今回は、ハウスクリーニングを依頼するときにかかる費用の相場、業者の選び方について詳しく解説します。ハウスクリーニングを利用してみたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ハウスクリーニングとは
ハウスクリーニングとは、掃除のプロが家の汚れを落としてくれるサービスです。頑固な汚れを自分では落とすことができなかった経験をした方もいるかもしれません。家のクリーニングに携わっているプロのハウスクリーニングは、効率よく汚れを落としていきます。
一般家庭では所有していないような、専用の洗浄剤などプロの技でお家をクリーニングします。換気扇やエアコンなど分解して隅々まで綺麗にお掃除してほしいという方にハウスクリーニングはおすすめです。
1.1 家事・掃除代行との違い
ハウスクリーニングと家事・掃除代行の違いが分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?ハウスクリーニングと家事・掃除代行の違いは、普段自分でしている家事・掃除を自分の代わりにやってくれるかどうかです。
プロの技や洗浄剤を用いて汚れを落とすか、家にあるもので家事・掃除をしてくれるかの違いと理解するとわかりやすいでしょう。
家事・掃除代行は、日常のお掃除をしてくれるので、忙しくて家事や掃除をする時間がないという方が希望されます。
ハウスクリーニングは、簡単に落とすことができない汚れを徹底的に落としたいとお考えの方におすすめです。ハウスクリーニングと家事・掃除代行は一括りにされがちですが、用途が異なることを忘れないようにしましょう。
1.2 ハウスクリーニングが依頼される理由
ハウスクリーニングが依頼される理由は、プロの技術を駆使して綺麗にしてくれるからです。また、第三者の目線で掃除をしてくれることも挙げられるでしょう。
ハウスクリーニングを利用するのは、一戸建てを所有している個人だけでなく、マンションのオーナーも考えられます。賃貸物件を複数所有している場合は、一人で掃除するとなると大変です。
掃除のプロであるハウスクリーニングを利用すると、数多くのハウスクリーニングで培われた経験を活かして効率良く掃除してくれます。
見慣れたお部屋だと汚れているところはなかなか気づかないものです。ハウスクリーニングだと汚れやすいポイントや初めてみるお部屋で汚れているところに気づいてくれるため、定期的に依頼するべきでしょう。
2. ハウスクリーニングの料金相場は?
ハウスクリーニングに依頼するときに料金が気になる方も多いです。ハウスクリーニングの料金は、間取りや場所によって差があります。
2.1 間取り別の料金相場
ハウスクリーニングの料金は、お部屋の状態によって金額が異なります。空室の部屋と居住している部屋では、空室の部屋の方が家具などを移動する必要がないため、金額が低いです。間取り別の料金相場をご紹介します。
表から分かる通り、部屋が大きくなればなるほど、費用も高くなる傾向にあります。
2.2 場所別の料金相場
ハウスクリーニングは、重点的に掃除してほしい場所を指定することも可能です。場所別の料金相場を見ていきましょう。
その他にも、水回りのみなど部分をいくつか指定し、個別で依頼するよりもお値打ちに依頼できる場合があります。
掃除する場所が増えるほど、料金も高くなります。料金設定は、業者によって異なるため、見積もりを確認するようにしましょう。
3. ハウスクリーニングの料金が高くなるケース
ハウスクリーニングの見積もりが思っていたよりも高い金額になったとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか?ハウスクリーニングの料金が高くなるケースをご紹介するので、見直してみてください。
3.1 汚れがひどい場合
汚れがひどい場合は、ハウスクリーニングの料金が高くなるケースがあります。なかなか落ちない汚れを落とすためには、特別な洗浄剤や器具を使用することになり、金額が高くなります。
ハウスクリーニングに依頼するときに、汚れがひどい場所の状態を伝えるようにしましょう。
3.2 一戸建ての場合
一戸建てに住んでいるという理由だけで、必ずしもハウスクリーニングの費用が高額になる訳ではありません。一戸建ての場合は、賃貸物件と比較しても掃除する場所が広い傾向にあるため、費用が高くなりがちです。
一戸建てにお住まいの方でハウスクリーニングを利用する場合は、費用が高くなる可能性を視野に入れながら、見積もりを依頼し、金額を確認するようにしましょう。
3.3 駐車場がない場合
駐車場がない場合は、ハウスクリーニングの料金が高くなるケースがあります。ハウスクリーニングは、一般的に掃除道具を車に積んでいるので、駐車スペースが必要になります。
もし、駐車場がない場合は、有料の駐車場を借りなければなりません。駐車場の費用は、依頼人が受け持つケースが多いため、ハウスクリーニング料金に加算されるでしょう。
駐車場がない場合は、ハウスクリーニング業者に当日の交通手段を確認してください。ハウスクリーニング業者によっては、駐車料金を請求しないところもありますが、諸経費として計上される可能性もあります。
3.4 部屋に家具や荷物が多い場合
部屋に家具や荷物が多いと、移動させたり撤去させたりする必要があります。大きな家具など移動させることが難しい場合は、ハウスクリーニング業者に相談してみてください。
4. ハウスクリーニングの料金を安くする方法
ハウスクリーニングの料金を安くするためには、自分の行動が重要になってきます。ハウスクリーニングを依頼する前に自分の可能な範囲で取り組むことをおすすめします。ハウスクリーニングの料金でお困りの方は、ぜひお試しください。
4.1 自分でできるところは自分で掃除をする
ハウスクリーニングを依頼する前に自分でできるところは自分で掃除をしてみてください。先述の通り、ひどい汚れの場合はハウスクリーニング料金が高くなる可能性があります。
キッチン周りの掃除を依頼する前に、自分で重曹などを使用して掃除することをおすすめします。浴室のカビ取りを依頼する前には、市販のカビ取り剤を使用してみても良いでしょう。
自分でできるところを自分で掃除するとハウスクリーニング料金が安くなる可能性があります。
4.2 複数まとめて依頼をする
ハウスクリーニングは、部位ごとに依頼するよりも、複数まとめて依頼する方が料金が安くなる可能性があります。ハウスクリーニング業者によって異なりますが、水回りセットなどパック料金でお値打ちになる料金設定を設けているケースもあります。
エアコン2台目以降は、料金が割引になるなどのキャンペーンを行っている場合があるので、確認してみてください。
ハウスクリーニングに複数まとめて依頼すると、出張料金や駐車場料金も1回で済みます。ハウスクリーニングの料金を安くしたい方は、複数まとめて依頼することを検討してみてください。
4.3 閑散期に依頼する
ハウスクリーニングの料金を安くするためには、閑散期に依頼することもポイントになります。ハウスクリーニングが賑わっている時期は、引っ越し前の時期やエアコンの稼働前の時期です。
ハウスクリーニングの閑散期は、年度末の引っ越しが完了した「4月から5月」や夏のエアコンクリーニングが終わった「9月から10月」です。
閑散期にキャンペーンを行っているハウスクリーニング業者もいるでしょう。閑散期を狙ってハウスクリーニングを依頼してみてください。
4.4 定期的にハウスクリーニングや掃除代行サービスに依頼する
汚れが酷くなる前に定期的にハウスクリーニングや掃除代行サービスに依頼するとハウスクリーニング料金が低くなるでしょう。
汚れがたまってしまうと時間の経過とともに落としにくくなるものです。頑固な汚れになる前に定期的に掃除を依頼することがポイントです。
4.5 部屋の荷物を整理する
ハウスクリーニング前に部屋の荷物を整理しておくと料金が安くなるでしょう。
ハウスクリーニングの業者によっては、時間制のところもあります。時間制の場合、部屋の荷物を整理するところからスタートすることになるので、掃除時間が減ってしまいます。
効率的に掃除をしてもらうためには、部屋の荷物を整理しておくことが重要です。
引っ越しするときにハウスクリーニングの依頼を検討されている方は、荷物をまとめ終わってから依頼すると安くなる可能性があります。
4.6 複数の業者から見積もりをとる
ハウスクリーニングの業者に依頼するときは、1社だけの見積もり依頼だと費用の相場がわからないものです。複数の業者から見積もりをとることがポイントであり、サービス内容やキャンペーン、料金などを比較しながら選択しましょう。
5. ハウスクリーニング業者を選ぶポイント
ハウスクリーニングを依頼したいけれど、どの業者を選んだらよいか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?全てのハウスクリーニング業者が素晴らしい業者とは限りません。
ハウスクリーニング業者の中には、自分と合わないと思うような業者もいるでしょう。信頼できるハウスクリーニング業者を選ぶためのポイントをご紹介します。
5.1 対応してもらえる地域か
ハウスクリーニング業者を選ぶときは、自分の住んでいる地域が対応してもらえる地域かを確認する必要があります。
ハウスクリーニング業者によって対応している地域は異なるので、対応していない地域に住んでいると、その業者を利用することができません。
自分の住んでいる地域から近い業者を選ぶことも重要です。ハウスクリーニング業者の対応地域に入っていたとしても、遠い場合は、別途遠方費用を請求される可能性があるからです。
ハウスクリーニング業者に依頼するときは、対応してもらえるエリアか、遠方費用が別途で発生しないかを確かめるようにしましょう。
5.2 実績や専門知識量
ハウスクリーニング業者を選ぶときは、信頼性が重要です。実績や専門知識量が多い業者は、信頼性が高く、見積もりなどトラブルが少ない傾向にあります。
もし、専門知識のないハウスクリーニング業者に依頼してしまうと、設備の故障や満足できるハウスクリーニングをしてもらえない可能性があります。
トラブルを避けるためにも、実績や専門知識量の多いハウスクリーニング業者を見極めましょう。
5.3 損害賠償補償がある
ハウスクリーニングの間に、ものが故障したり、傷ついたりする可能性はゼロではありません。ハウスクリーニング業者も掃除前には養生を行い対策しますが、万が一の事態を想定するべきです。
もし、ハウスクリーニング業者が損害賠償補償の保険に加入していない場合に故障や傷が発生したとしても対応してもらえないでしょう。
ハウスクリーニングを依頼するときは、損害賠償補償に加入している業者を選択することをおすすめします。補償内容についても確認しておきましょう。
5.4 口コミ
ハウスクリーニング業者の口コミを見ると、依頼した人の感想を知ることができます。作業内容に関する口コミから担当者の対応の口コミなどハウスクリーニング業者の情報を入手することが可能です。
トラブルになりそうなハウスクリーニング業者を避けるためにも、口コミを参考にしてみましょう。
5.5 安すぎる業者には注意
ハウスクリーニング業者に依頼するにあたって、安ければ安い方が良いとお考えの方も多いです。安すぎる業者だと、見積もりに必要な項目が抜けていたり、オプションとして追加されるなどトラブルになる可能性があります。
客を増やすために最初はわざと低い見積もり金額を提示するケースも考えられるので、注意してください。見積もりで分からない項目があれば、必ず質問するようにしましょう。
6. よくあるハウスクリーニングのQ&A
ハウスクリーニングを利用するときに、よくある質問をご紹介します。ハウスクリーニングを活用するべきか迷われている方は、参考にしてみてください。
6.1 家を売却する場合はハウスクリーニングは必要?
家を売却する場合に高値で売りたい方は、ハウスクリーニングをした方が良いでしょう。
内覧時に汚れを原因に値引き交渉をされる可能性があります。値引き金額の方がハウスクリーニング料金を上回ってしまう場合もあるので、家を売却する場合はハウスクリーニングをおすすめします。
6.2 賃貸退去時のハウスクリーニング代は誰が負担するの?
賃貸退去時のハウスクリーニング代は一般的に大家さんが負担しますが、例外もあります。賃貸契約時にどちらが負担することになっているかで誰が負担するかは変わってきます。
よくトラブルになるケースは、原状回復を求められる場合であり、新品同様にするものではありません。大家さんと原状回復の件でトラブルになった場合は、仲介業者に相談して解決しましょう。
6.3 キャンセル料はかかる?
キャンセル料がかかるタイミングは、ハウスクリーニング業者によって異なるため、一概には言えません。
例えば、一週間以内のキャンセルは申込金全額がキャンセル代になるパターンや金額の数%が求められるなどさまざまです。キャンセルする場合は、早めに行うようにしましょう。
7. まとめ
ハウスクリーニングの特徴や料金相場、業者の選び方について解説しました。
ハウスクリーニング業者は、培ってきたプロの技で効率よく汚れを落としてくれるので、お部屋の汚れが落ちずにお困りの方は、信頼できる業者に依頼してみてください。