お部屋探しはいつからはじめる?お部屋探しにベストな時期ってあるの?

公開日:2022年02月22日   最終編集日:2022年06月28日

お部屋探しはいつからはじめる?お部屋探しにベストな時期ってあるの?
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目次

部屋探しを始めるタイミングは、理想の部屋を探す上で重要です。余裕を持って行わないと妥協して部屋を決めてしまうことにつながってしまうだけでなく、新生活のスタートにも影響を及ぼしかねません。


この記事では、部屋探しを始める適切なタイミングをお伝えすると同時に、不動産業界における時期別の傾向についても解説します。


これらを知った上で部屋探しを行えば、希望する条件を満たす部屋に巡り合う確率が高くなりますので、ぜひ最後までお読みください。

1. お部屋探しはいつからはじめるのがベスト?

お部屋探しはいつからはじめるのがベスト?

部屋探しを行うベストなタイミングは、引っ越しの2カ月前です。ちなみに、このタイミングより早すぎたり、遅すぎるのは良くありません。


では、なぜ引っ越しの2カ月前が部屋探しをはじめる適切なタイミングなのか、この項目で解説したいと思います。

1.1 お部屋探しは引っ越しの2ヶ月前がベスト!

部屋探しをはじめるベストなタイミングが、引っ越しの2カ月前と言われているのには理由があります。それは、部屋探しにかけられる十分な時間的余裕があり、かつ引っ越し準備も円滑に行えるからです。


新しく住む部屋を決めるまでには、主に以下のようなやるべきことがたくさんあります。

  • 希望する部屋の具体的な条件の検討
  • 不動産会社選び
  • 候補となる部屋の内見
  • 入居申し込み
  • 契約手続き

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その他にも、現在住んでいる部屋を退去するにあたって、以下のようなことも同時進行しなければなりません。

  • 現在の部屋の解約手続き
  • 引っ越しに伴う荷造り
  • 不用品の処分
  • ライフラインや行政関係の各種手続き
  • 引っ越し業者の手配

引っ越し予定日の2カ月前から部屋探しをはじめれば、これら全てを時間的余裕をもって計画的に進めていくことが可能です。

1.2 お部屋探しをはじめるタイミングは早すぎても遅すぎてもダメ

時間的余裕だけで考えると、部屋探しをはじめるタイミングは早ければ早いほど良さそうに思えますが、実はそうではありません。その理由は二つあります。


一つは、現在入居中となっている物件の退去情報が市場に出回らず、物件の選択肢が限られるからです。


例えば、引っ越しの5カ月前に部屋探しをはじめたとします。部屋探しは、その時点で空室になっている物件を中心に行わざるを得ません。なぜなら、その時点で入居中の部屋の5カ月先の空室情報はまだ分からないからです。


このように限られた条件の物件の中から部屋を探すとなると、希望する条件を満たす部屋が見つけられない可能性があります。


二つめは、気に入った物件を確保するために金銭的負担が生じてしまうことです。


例えば、引っ越しの5カ月前に、空き物件の中から運よく理想の部屋を見つけたとします。しかし、実際に引っ越しを行うまでの5カ月もの長い期間、契約することなくその部屋をキープすることは困難と言えるでしょう。


なぜなら、すぐに入居したいという人が現れ、先に契約されてしまう可能性があるからです。優良物件であればあるほどその可能性は高くなります。


従って、その部屋を確実に確保したい場合は、契約を結ぶことが必要です。ただし、その場合は、現在住んでいる部屋の家賃と新しい部屋の家賃の二重払いという大きな金銭的負担が生じます。


これら二つの理由が、あまりにも早く部屋探しをはじめない方が良いとされる主な理由です。


一方、部屋探しをはじめるタイミングが遅すぎるのも問題です。


前述しましたが、引っ越しするまでには多くのやるべきことがあります。例えば、引っ越しの1カ月前に部屋探しをはじめた場合、それら全てを余裕を持って行うのは困難でしょう。


内見するにしても、1日に見ることができる部屋の数は限られます。もし時間的余裕がなければ、部屋選びに妥協を強いられかねません。


また、最悪のケースは、引っ越し難民になってしまうことです。繁忙期などの時期によっては、引っ越し業者が手配できず、引っ越し予定日までに引っ越しできなくなる恐れもあるでしょう。


これらのような事態を避けるためにも、部屋探しタイミングが遅すぎないように注意する必要があります。

2. お部屋探しにベストな時期ってあるの?月別に見るお部屋探しの特徴!

お部屋探しにベストな時期ってあるの?月別に見るお部屋探しの特徴!
冒頭でもお伝えしましたが、不動産業界では時期別の傾向があります。部屋探しにベストな時期を知るためには、この傾向を把握することが大切です。


ここでは、具体的かつ分かりやすくその傾向について解説しますので、部屋探しをする時期を検討するときの参考にしてみてください。

2.1 不動産業界の繁忙期と閑散期を知ろう!

不動産業界には、大きく分けて繁忙期と閑散期の2つがあり、前者はハイシーズン、後者はオフシーズンとも呼ばれます。

繁忙期(ハイシーズン) 新年度前の1月〜3月の期間。引っ越しのピークシーズン。
閑散期(オフシーズン) 新年度から年末までの4月〜12月の期間。



繁忙期は空き物件も多く出てくるため、物件の選択肢が豊富になることが特徴です。従って、豊富な物件から部屋選びをしたい方にはおすすめの時期と言えます。


一方、閑散期の特徴は、家賃などの減額交渉が可能であったり、引っ越し業者の費用が安いなどです。できるだけ費用を抑えたい方は、閑散期に部屋選びを行うと良いでしょう。


ただし、この二つの期間をもう少し細かく見ていくと、それぞれに特徴的な傾向もあります。ここからはその傾向をより詳しく紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

2.2 【1月・2月・3月】新生活に向けて最も物件数が多くなる時期

入学や就職などで新生活をはじめる人が多くなるため、新年度を前にした1月・2月・3月はピークシーズンとなります。


この時期の特徴は、現在埋まっている多くの部屋が4月までに退去予定となり、次の入居者を募集し始めるため、空き物件数が最も多くなることです。


豊富な物件の中から部屋探しができるため、希望する条件を満たす部屋を見つけられる可能性が高くなります。ただし、部屋を探している人も同時に多くなるため、競争率も高まりますので注意が必要です。


1月は部屋を探している段階の人が多いですが、2月に入ると入居を申し込む人が増えてきます。従って、意中の物件があっという間に契約済みになってしまうこともありますので、スピーディに行動することがポイントです。


3月はその傾向がより加速します。そのため、物件数は時間が経つにつれて、徐々に少なくなっていきますが、依然として部屋探しをしている人はまだ多い時期です。

2.3 【4月・5月】物件数が少し減り落ち着く時期

繁忙期を過ぎ、閑散期のはじめとなる4月と5月は、不動産業界も落ち着きはじめる時期です。空き物件数もピークシーズンと比較すると少なくなります。


ただこの時期は、すぐに契約者が決まってしまうピークシーズンとは異なり、比較的ゆとりを持って部屋探しができるのがメリットです。従って、丁寧に部屋探しを行えば、複数の優良物件の中からじっくり選ぶということも可能になるでしょう。

2.4 【6月・7月・8月】費用をおさえるならこの時期がベスト

6月・7月・8月は、1年でもっとも部屋探し需要が減る閑散期です。


6月は、雨の日が多くなる梅雨の時期が重なることもあり、部屋探しを行う人は少なくなります。ただし、ジューンブライドであるこの月に挙式を希望する新郎新婦は多くいるため、カップルやファミリー層向けの新築物件が出てくることが特徴です。


2人以上で暮らせる新築物件を探している方は、積極的に行動すると良い部屋を見つけられるかもしれません。


7月と8月は暑さが厳しく、部屋探しも敬遠されがちです。ただ、不動産会社のなかには、契約数を伸ばすためのお得なキャンペーンを実施したりしますので、注目しておくと良いでしょう。


この時期は、引っ越し業界も閑散期に入ります。そのため、他の時期よりも引っ越し費用を安くできたりと、6月〜8月は費用を抑えたい人とっては部屋探しをするおすすめの時期です。

2.5 【9月・10月】人事異動などで再び物件数が増える時期

9月と10月は閑散期ではあるものの、繁忙期に次いで部屋探し需要のある時期です。


気候が穏やかで祝日の多いこの季節は、1年でもっとも挙式が行われる結婚式シーズンでもあります。そのため、6月と同様にカップルやファミリー層向けの物件が増えるのが特長です。


さらに、9月は決算を迎える企業も多く、10月着任に向けた人事異動に伴う転勤が増えます。


この結婚シーズンや転勤シーズンに伴う引っ越し需要と比例して、閑散期でありながら空き物件数が増える第二の繁忙期となるのがこの時期です。


家賃交渉の余地がほとんどなかったり、引っ越し費用が他の閑散期と比べて高くなるなどのデメリットはありますが、空き物件数が増えることにより、理想とする部屋を探しやすくなります。

2.6 【11月・12月】ゆっくりじっくり探すならこの時期がベスト

11月と12月は、じっくり部屋探しをしたい人にはおすすめの時期です。


不動産会社は、繁忙期前のこの時期に最新の物件情報を収集したりして準備を行います。そのため、人気物件の情報を早く手に入れられる可能性があり、掘り出し物を見つけられる可能性も高いです。


また、繁忙期と比較すると不動産会社の担当者の業務にも余裕があるため、より丁寧な対応が期待でき、相談もしやすい環境も揃っています。


引っ越し時期をある程度調整できる方は、希望する条件を満たす物件に出会える確率が上がりますので、この時期を狙うのはおすすめです。上手くいけば、年末年始を理想の部屋で迎えることもできるでしょう。

3. 時期によってお部屋探しのポイントやコツに違いはある?

時期によってお部屋探しのポイントやコツに違いはある?

この項目では、繁忙期と閑散期それぞれの部屋探しのポイントやコツをお伝えします。


先ほどの時期別の特長とあわせて確認していただくことで、部屋探しの具体的な参考になると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

3.1 繁忙期に探すときのポイントとコツ

繁忙期は部屋探しする人が多く、ライバルがたくさんいる状況と言えます。この時期の部屋探しのポイントは、フットワークを軽くし、早めに決断することです。


ただし、むやみに行動しただけでは気に入った物件を契約するのは容易ではなく、特に人気物件の場合は困難です。


そんな時には、先行申込と先行契約という方法が役に立ちます。

3.1.1 繁忙期の部屋探しにおすすめの先行申込

先行申込は、内見よりも先に入居の申し込みをすることです。仮押さえとも呼ばれることもあります。

通常のプロセス 内見 ⇒ 入居申し込み ⇒ 入居審査 ⇒ 契約
先行申込のプロセス 入居申し込み ⇒ 入居審査 ⇒ 内見 ⇒ 契約

先行申込の主なメリットは以下のようなことが挙げられます。

  • 入居中や建築中の物件が内見可能になった時点で優先的に内見可能
  • 先に申し込み手続きや入居審査が行われるため、内見したあとすぐに契約可能
  • 内見したあとでも費用負担なくキャンセル可能

賃貸物件の契約の優先度は、基本的には入居の申込書の提出順です。従って、空室になるのを待って内見可能になってからでは、すでにタイミングが遅いということがあります。


特に繁忙期は、先行申込からそのまま契約まで決まってしまうことは珍しくありません。特に、人気物件ではそれがより顕著ですので、気に入った部屋があれば、できるだけ早く先行申込をすることがコツです。


ただし、先行申込は契約前提で行うべきですので注意しましょう。実際には、必ずしも契約する必要や法的義務はありませんが、契約する意思があまりないのに先行申込を行うのはマナー違反です。

3.1.2 繁忙期には先行契約も選択肢

募集中の物件の内見を行わずに契約することを、先行契約と言います。

通常のプロセス 内見 ⇒ 入居申し込み ⇒ 入居審査 ⇒ 契約
先行申込のプロセス 入居申し込み ⇒ 入居審査 ⇒ 内見 ⇒ 契約
先行契約のプロセス 入居申し込み ⇒ 入居審査 ⇒ 契約

先行契約のメリットは、繁忙期でも確実に気に入った部屋を確保することができる点です。ただし、以下のような点には注意するようにしましょう。


先行契約後のキャンセルは契約解除とした扱われ、違約金などが発生する
内見していないため、部屋がイメージ通りではないリスクがある


確実に部屋を確保できる点が魅力の先行契約ですが、上記のような厳しい条件もありますので、慎重に判断して行う必要があります。


ただし、先行申込や先行契約は、不動産会社によっては受け付けていないケースもありますので注意しましょう。いずれにしても繁忙期の部屋探しは、行動力と時間を掛け過ぎない判断の早さがポイントと言えます。

3.2 閑散期に探すときのポイントとコツ

一般的に閑散期は、繁忙期と比較すると空き物件が少なくなりますので、希望する条件を満たす部屋を見つけられる確率は低くなります。


ただ、部屋探しをしている人も同様に少なくなるため、気になっていた物件が翌日には埋まってしまうというような予期せぬ展開も少なくなり、良い物件さえ見つけることができれば契約できる可能性が高まります。


さらに、家賃や初期費用などを減額してくれる可能性があるのも閑散期の特長です。


一般的に物件オーナーは、できるだけ早く入居者を決めて空室を避けたいという考えを持っています。特に閑散期に空き物件を持つオーナーは、その傾向が強くなりますので、部屋探しをする人にとっては交渉しやすい状況です。


交渉は、相手の事情を考慮しながら無理のない範囲でお願いするのがコツのひとつです。

交渉条件の例

  1. 家賃の減額
  2. 礼金の減額
  3. 1カ月フリーレント(家賃無料)
  4. 入居時期の調整

4. お部屋探しをはじめる時期を決めるときに注意したいポイント

お部屋探しをはじめる時期を決めるときに注意したいポイント

部屋探しをはじめる時期を決めるときには、不動産業界の時期別の傾向を考慮する以外にも、気を配るべきポイントがあります。


この最後の項目では、失念しがちなそれらのポイントを紹介しますので、ぜひ確認してみてください。

4.1 季節や気候によってもベストな時期は変わってくる

前述しましたが、部屋探しから実際に引っ越して新生活をはじめるまでには、やるべきことがたくさんあります。そのため、自分の体力面をよく考えて部屋探しをはじめる時期を考えましょう。


特に、季節や気候はよく考慮する必要があります。


例えば、真夏や真冬の時期は体力が消耗しやすく、無理をすると体調を崩しかねません。体力に自信のない人や健康状態に不安がある人などは、できるだけ過ごしやすい春や秋に部屋探しをはじめると良いでしょう。


また、地域特有の気候も事前に確認が必要です。台風の多い地域や積雪地帯などは、時期を適切に選ばなければ、予定していた内見や引っ越し作業などが天候によってできなくなることも考えられます。


部屋探しから引っ越しまでをスムーズに行うためには、それら諸々の事情も加味しながら、自分にとってベストな時期を検討しましょう。

4.2 子どもの保育園・幼稚園・学校なども考慮する

子どもを持つ家庭は、引っ越し先エリアの保育園や幼稚園、また学校に関する情報収集も大切です。


保育園や幼稚園は全国的に不足していると言われています。小さな子どもを持つ家庭は、どの時期であればどの園に入園できるかなど、事前に確認しましょう。


学校に関しても同様です。小・中学校の義務教育期間中は、適切な手続きを行えば時期を問わず転校可能ですが、高校や大学の場合は、学校が個別に定める要件を満たす必要があります。


部屋探しや引っ越しだけに気を取られて、学校関係の情報収集や手続きを忘れてしまわないように注意しましょう。

4.3 年末年始・GW・お盆など長期休暇のタイミングはできるだけ避ける

部屋探しをする上で避けた方が良い時期は、年末年始やGW、お盆などの長期休暇期間です。その主な理由は、以下のようなものが挙げられます。

  • 一般企業と同じで長期休暇をとる不動産会社が多い
  • 営業している不動産会社に人が集中しやすい

長期休暇期間中は、営業している不動産会社に部屋を探したい人が集中しやすくなります。不動産会社も営業しているとはいえ、限られた人数のスタッフで顧客対応しているケースも多いです。


そのため、希望通りの対応やスケジュール調整ができない可能性がありますので、特別な事情がない限りは、長期休暇のタイミングでの部屋探しはおすすめしません。


どうしても長期休暇期間のタイミングでしか部屋探しをすることができない人は、事前にしっかりとアポイントを取ったり、電話で事前相談しておくなど、できる限り工夫すると良いでしょう。

4.4 今住んでいるお部屋の解約予告の時期を確認しておく

部屋探しをするときは、現在住んでいる部屋の解約予告に関する取り決めも忘れずに確認しましょう。


解約予告とは、退去の意思を通知することです。解約予告は、退去予定日の1カ月前までに指定された方法で行うことが一般的です。ただし、物件によっては2カ月前までと定めていることもあります。


解約予告に関する事項は、入居時に取り交わした賃貸借契約書に記載されており、期限を過ぎてしまうと違約金が発生することがほとんどです。余計な支出を避けるためにも事前にチェックしましょう。

5. まとめ

今回は、部屋探しをはじめる適切なタイミングやベストな時期に関してお伝えしました。


部屋探しのタイミングは早すぎても遅すぎても良くありません。適切なタイミングは、引っ越し予定日の約2カ月前です。また、繁忙期や閑散期など、時期ごとの特長や傾向も覚えておくと良いでしょう。


今回お伝えした内容をぜひ参考にしていただき、理想の部屋探しに役立てていただければ幸いです。

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