マンションのエントランスの役割とは?機能と便利な設備を紹介!
公開日:2024年01月22日 最終編集日:2024年01月19日
目次
マンションのエントランスとは、入口のことです。この記事では、エントランスの概要や役割、エントランスにあると便利な設備・機能について解説しています。また、内覧時にチェックするポイントも取り上げているため、マンション探しの最中という方はぜひ参考にしてください。
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1 マンションのエントランスとは?
ここではマンションのエントランスとはどこのことを指しているのかといったことを解説します。ぜひ参考にしてください。
1.1 そもそもエントランスはどこのこと?
エントランスとは、マンションの入り口のことです。高層マンションや高級マンションの場合、エントランスを入ると広々としたスペースが取られているケースもありますが、このスペースのことをエントランスホールやエントランスロビーと呼ぶこともあります。
1.2 エントランスはマンションの顔
エントランスはマンションを訪れる人が最初に目にする部分であるため、マンションの顔とも言えるでしょう。例えば、エントランスやエントランスホールが広々としており、ソファなどが設置されているといい印象を抱くでしょう。
一方でエントランスが狭い、汚れているといった場合、あまりいい印象を持たないはずです。そのため、マンション選びの際は、部屋の広さや間取り、マンションの立地などの条件に加え、エントランスもチェックしておくことをおすすめします。
1.3 エントランスとアプローチの違い
エントランスと混同してしまいやすいものにアプローチがありますが、両者は異なるものです。エントランスがマンションへの入り口であるのに対して、アプローチは、マンションの敷地入り口からエントランスまでの部分のことを意味します。
2 マンションのエントランスの役割
ここではマンションにおけるエントランスの役割を紹介します。エントランスはどのような面で役に立っているのか、ぜひチェックしてみてください。
2.1 風除機能
マンションのエントランスは、風除けとしての機能を持っています。マンションにはエントランスホールに入る前に外側と内側に2つのドアが設けられているケースが一般的です。この2つのドアの間の空間は風除室と呼ばれており、エントランスホールへの外気の侵入を防いでくれます。エントランスとエントランスホールの間のドアが1つしかないと外気が直接エントランスホールに入ってくるため、冬場などは冷え込んでしまいます。
2.2 防犯機能
エントランスは不審者を侵入させない防犯機能も有しています。これは、エントランスには以下のような機能・設備が設けられているケースがあるためです。
・オートロック
・監視カメラ
・管理人
など
オートロックになっていると、鍵を持っていない人はそもそもエントランスを通過することができません。また、監視カメラがついていたり、管理人が常駐していたりすると見られたくないために侵入を回避する人が多くなると考えられます。安全面を重視している人は、エントランスの機能や設備についてもチェックしておくといいでしょう。
3 マンションのエントランスにあると便利な設備
ここではマンションのエントランスにあると便利な設備を紹介します。マンションによって設備は異なるため、マンション選びの参考にしてください。
3.1 車寄せ
マンションによっては、エントランスと駐車場が離れているケースもあるため、車寄せがあると便利です。例えば、買い物の荷物が多い時や雨が降っている時などに、車寄せに車を一度止めて運転手以外がマンション内に入るようにすれば不便さを感じることもないでしょう。
また、小さな子供がいる場合、駐車場までの距離が離れていると、ベビーカーを押していくだけでも一苦労です。そのような時に車寄せがあれば乗車までスムーズでしょう。
3.2 防犯カメラ
先ほども触れているように、エントランスに防犯カメラがついていると、不審者の侵入防止につながります。何かトラブルが起きた時でも、防犯カメラに証拠が残されている可能性もあるため、安全面を重視している人はエントランスに防犯カメラがついているマンションがおすすめです。
3.3 オートロック
防犯カメラ同様、オートロックがついているマンションも防犯性に優れているといえます。オートロック付きのマンションは鍵を持っている入居者もしくは入居者が許可した人でなければエントランスを通過できません。不審者が侵入しにくい仕組みとなっているため、安心して生活することができるでしょう。
なおオートロックは以下のようにいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
・鍵を回して解錠するするタイプ
・ボタンで暗証番号を入力して解錠するタイプ
・カードや鍵、生体認証など、非接触で解錠するタイプ
3.4 宅配ボックス
一人暮らしの人で、インターネットショッピングをよくする人にとっては、宅配ボックスがあると便利です。エントランスに宅配ボックスがあれば、不在時でも荷物を届けてもらえるため、再配達の手間が省けます。また、宅配ボックスに届けてもらうことで宅配人と直接会わなくていいため、不審者対策としても効果的でしょう。
3.5 コンシェルジュ
マンションによってはコンシェルジュが常駐しているケースもあり、コンシェルジュが日常生活のさまざまな面を助けてくれます。例えば、宅配便やクリーニングを都立でもらえるほか、タクシーの手配をお願いすることも可能です。コンシェルジュが提供するサービスはマンションによって異なるため、サービス内容をチェックしておきましょう。
3.6 ロビーラウンジ
エントランスホールにソファやテーブルが設置されているロビーラウンジは、来客対応をする時などに便利です。また、サイズの都合で宅配ボックスを使用できない時などでも、ロビーラウンジで受け取るようにすれば、自宅の玄関まで宅配人が来ることもありません。また、来訪者が早く到着した時でも座って待つことができるなど、何かと役立つ場所だといえます。
4 内覧時のエントランスのチェックポイント
マンションを内覧する際にはエントランスも確認しておきましょう。ここではエントランスのチェックポイントを紹介します。
4.1 デザインは自分好みか
エントランスが自分好みのデザインであるかどうかは重要なポイントです。先述の通り、エントランスはマンションの顔であり、住人は毎日利用することとなります。毎日利用する部分だからこそ自分好みのデザインである方がいいでしょう。また、デザインが魅力的なエントランスは来客からの評判も良いと考えられます。
4.2 防犯性に問題はないか
防犯性に優れているかどうかも重要なチェックポイントです。具体的には、防犯カメラがついているか、オートロックか、管理人が常駐しているかどうかといったポイントが挙げられます。一人暮らしをする人や小さな子供がいる人は特に確認しておくべきだといえるでしょう。
4.3 管理は行き届いているか
いくら魅力的なデザインのエントランスでも、管理が行き届いていないと、使っていて気分が良いものではありません。掃除が行き届いているか、照明が切れたままになっていないかなど、管理の状態も確認しておきましょう。
4.4 設備や機能は十分か
先ほど紹介したような、便利な設備・機能がついているかどうかも確認してください。例えば宅配ボックスがついている、防犯カメラがついている、コンシェルジュが常駐しているといった点です。また、高齢者が利用する場合、バリアフリーであるかどうかも重要なポイントです。
エントランスに階段があり利用するだけでも一苦労といったマンションは避けた方がいいかもしれません。特にそのマンションに長く住み続けるのであれば、いまは問題なくても年を重ねて来ると使いにくくなる部分が出て来ることもあります。そのため、スロープや手すりなどの設備もチェックしておくといいでしょう。
5 まとめ
今回は、マンションのエントランスの概要や役割などについて解説しました。マンションのエントランスは、簡単にいうと入口のことです。マンションの顔となる部分であり、マンションに対する第一印象に大きく影響すると考えられます。マンションによってエントランスの構造や設備・機能は異なるため、内覧時には部屋だけでなく、エントランスも合わせて確認するようにしましょう。