【2023年版】引っ越しの挨拶に持っていく人気の品物(粗品)と相場&マナー

公開日:2023年11月29日   最終編集日:2023年11月28日

【2023年版】引っ越しの挨拶に持っていく人気の品物(粗品)と相場&マナー
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目次

新しい場所に引っ越す場合には、周囲の人に意外と迷惑を掛けてしまいます。引越し業者の出入りや少なからず騒音を出してしまうからです。
また、マンションの場合にはエレベーターを占領してしまうケースもあるかも知れません。そのため、引越しの際には近隣の方々への挨拶を忘れてはいけません。
また、引越しの挨拶は近隣の方々へのお近づきのしるしです。さて、そこで迷うのが引越しの挨拶に何を持って行くか、どのように挨拶をすべきか、ではないでしょうか。ここでは引越しの挨拶の品物の相場とマナーについて解説します。

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1. 引越しの挨拶に行く範囲はどこまで?

引越しの挨拶に行く範囲はどこまで?

挨拶をする場合、どこまで行くべきか迷う人は多いのではないでしょうか。ここでは、実際にはどこまで行くべきか、戸建ての場合とマンションの場合に分けて解説します。

1.1 戸建ての場合

戸建てに引っ越す場合には、近所付き合いが重要になるケースが多いです。例えば、町内会の付き合いが発生する場合がありますし、ゴミ出しなどで協力しなければならない場合もあるからです。
そのため、顔を合わせる家、特に隣の家と向かいの3軒、そして裏側の3軒に挨拶に行くと良いです。


両隣の家は特にお世話になるものです。また、何等かのアクシデントが発生した場合には、助けてもらうことも考えられます。そのためにも挨拶は重要なので、しっかりと回っておきましょう。
他にも、町内会長にも挨拶に行くべきです。町内会長は生活に必要な様々な情報を教えてくれるので重要です。また、親密になっておくと、生活面でのメリットが多くなります。

1.2 マンションの場合

マンションの場合は両隣に加えて上下の階の部屋に行くべきです。両隣の人は顔を合わせる機会が多くなりますし、これから付き合うことになるからです。
また、上の階の人には足音などへの配慮をお願いする意味がありますし、下の階には足音などで迷惑を掛けるかも知れません。
いずれにしても生活音などで周囲に迷惑を掛ける場合があり得るので、挨拶をしっかりとすべきです。


尚、マンションによっては生活する人の時間帯が完全に違う場合が少なくありません。ある人は昼間に働き、またある人は夜に働くといったケースが少なくないのです。他にも、挨拶に行く先が女性の1人暮らしの場合などもあり得ます。
そのため、挨拶に行っても、その部屋の人に会えないことや、気を遣わなければならない点が多いです。身だしなみや礼儀に気を付けること、常識的な時間帯を狙うことなどが必要となります。

2. 引越しの挨拶に持っていく品物(粗品)

 引越しの挨拶に持っていく品物(粗品)

次に、挨拶に持っていく品物について解説します。引越しの挨拶は冠婚葬祭とは違う点が多いです。そのため、品物の相場も違いますし、持って行くものも異なります。
また、もらって困るものでもいけません。では、相場はどれくらいで、品物はどのようなものが良いのでしょうか。

2.1 引越しの挨拶に持っていく品物(粗品)の相場

引っ越しの際の挨拶は高額すぎても受け取りにくく、安すぎても失礼になるので、どれくらいの予算とするかを迷うことと思います。
また、引っ越し費用も高くなるので、挨拶の品に予算を掛けにくい事情があるのではないでしょうか。


挨拶の品物の価格ですが、1000円程度のケースが多く、相場と言えます。1000円程度であれば贈る方も経済的に問題が少なく、受け取る方も気兼ねなく受け取れるでしょう。
ただし、1000円はあくまでも中間の価格です。1000円を超える例も、もちろんあります。特にお世話になる方々であれば、予算を掛けた贈り物をするケースもあります。

2.1 引越しの挨拶で喜ばれるおすすめの品物(粗品)

次に問題となるのは「何を贈るか」です。これも悩む人が多いと思います。贈る品を間違ってしまうと、置き場に困ったり、用途に困ったりするからです。日常的に使うものや置き場に困らないものが品物として良いでしょう。実際に贈る品物は次のケースが多いようです。

  • お菓子
  • 食べ物
  • 洗剤
  • タオル

お菓子や食べ物の場合は皆さんに喜ばれるものとして、洗剤やタオルは日常で使うものです。また、価格もそれほど高額ではないので、贈る方も受け取る方も気を使わなくて済むメリットがあります。
ただ、お菓子にしても食べ物にしても好みがあるので注意をした方がベターです。せっかく贈ったのに苦手な食べ物だったとなるのは残念だからです。

3. 引越しの挨拶に行く際のマナー

引越しの挨拶に行く際のマナー

次に挨拶に行く際のマナーについて取り上げます。挨拶に行く場合には、時間を考えなければいけません。また、贈る品物についても礼儀をわきまえる必要があります。では、最も良い時間帯と品物はどのようにすべきでしょうか。

3.1 引越しの挨拶へ行くタイミングと時間帯

挨拶に行くタイミングも重要です。あまりにも遅い時間帯であったりすれば、逆に迷惑を掛けるからです。時間帯は正午から夕方にかけての時間帯が良いでしょう。この頃であれば忙しい時間帯から外れますし、食事時に当たらないのでおすすめです。


また、挨拶に行く日程としては、引っ越しの前日までに済ませておく方がベターです。引っ越しの当日になると、業者の作業で騒々しくなり、挨拶の雰囲気ではなくなります。やはり挨拶は静かな時に行くのがいいでしょう。
尚、マンションのように生活のサイクルが合わず、挨拶ができない場合があります。また、日程的に引っ越し当日に間に合わない場合もあります。そのような時は、贈り物と挨拶状をポストに入れておくと良いです。

3.2 引っ越し挨拶の品物にのし(熨斗)は必要?

粗品を贈る時には熨斗(のし)は必要なのでしょうか。結論から言うならば熨斗はマナーですので、掛けるべきです。
ただし、熨斗には「内熨斗」と「外熨斗」がありますので注意が必要です。内熨斗は品に熨斗紙をかけて、その上に包装紙で包むもの。外熨斗は品物を包装紙で包み、その上から熨斗紙を掛けるものです。


引っ越しの挨拶の場合には外熨斗を使います。尚、今では挨拶品にあらかじめ熨斗紙が付いているものがあります。自分で熨斗紙を掛ける手間が省けますし、挨拶まわりの際にも熨斗紙が崩れることも少ないです。挨拶にスムーズにまわれるので便利です。

3.3 引っ越し挨拶は手ぶらで大丈夫?

ここまで挨拶の品について述べましたが、最近は手ぶらで挨拶にまわるケースが増えているとも聞きます。ある統計を見ると、約半数の人が挨拶の品を渡さないという結果もあります。
挨拶無しよりは良いですが、やはり品物はあった方がベターです。気持ちよく新生活をスタートするためにもちょっとした粗品を持って行った方が、印象が良くなってスムーズに地域に馴染めるでしょう。

4. まとめ

引っ越しの挨拶について取り上げました。挨拶に行く世帯、挨拶品の価格の相場、どのような品物が良いかなどが把握できたと思います。戸建て住宅とマンションの違いが分かり、どの世帯が重要であるか分かった人もいることでしょう。
また、挨拶に行くタイミングや行って良い時間と良くない時間が分かり、行く計画を立てた人もいるのではないでしょうか。
引っ越しの挨拶は、その後の近所付き合いが変わる重要なものです。タイミングを選び、より良い品を持って、礼儀正しく行いましょう。

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