マンションの部屋は「南向き」がベスト?方角ごとのメリット・デメリットを解説!

公開日:2023年09月18日   最終編集日:2023年09月15日

マンションの部屋は「南向き」がベスト?方角ごとのメリット・デメリットを解説!
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目次

部屋探しをしている人の中には、どの方角の部屋を選べばいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。部屋の方角によって特徴が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。
この記事では、南向きの部屋に焦点を当て、南向きの部屋のメリット・デメリットを紹介します。また、他の方角の部屋の特徴や南向きが向いているのはどういった人なのかといった点についても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

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1. 南向きの部屋のメリット・デメリット

南向きの部屋のメリット・デメリット

ここでは、南向きの部屋にはどのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。部屋を探していて、方角が気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.1 南向きの部屋のメリット

南向きの部屋のメリットは、昼間に長時間日光が差し込んでくることにあります。これは、太陽が東から昇って南の空を経由して西へと沈んでいくためです。そのため、日中は室内が明るく、照明をつける必要はないでしょう。


また、日差しが差し込んでくることで、室内が温かくなるため、冬場の暖房費節約にもつながります。ベランダ付きの部屋であれば、洗濯物も乾きやすいほか、ガーデニングなどにも適しています。

1.2 南向きの部屋のデメリット

メリットの一方で南向きの部屋にはデメリットもあります。例えば、日差しが差し込んでくることで、それによって壁紙や家具などが傷んでしまう恐れがあるでしょう。
また、冬場は暖かくなるものの、夏場は日差しが強くて暑くなりすぎる可能性があります。そうなるとエアコンの使用時間が増え、光熱費が高くなることが予想されます。


また、南向きの部屋は人気が高いこともあり、同じマンションでも他の方角の部屋よりも家賃や分譲価格が高くなる可能性があるでしょう。

2. 部屋の方角で見るメリットとデメリット

部屋の方角で見るメリットとデメリット

部屋の方角は南向き以外にもあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。そこでここでは南向き以外の部屋のメリット・デメリットを紹介します。各方角の特徴を理解したうえで、部屋選びに取り組んでみてください。

2.1 東向きの部屋のメリット・デメリット

東向きの部屋は、午前中の日当たりが良いことから、特に朝方が明るい点が特徴です。そのため、朝型の生活を送っている人や朝は日差しを気持ち良く浴びたいといった人にとってはメリットとなるでしょう。また、東向きの部屋は午後になると差し込んでくる日差しが弱くなります。そのため、夏場でも日中の暑さを回避しやすいでしょう。


ただし、この点はデメリットにもなります。日中の日差しが比較的弱いということは、室内が少し暗いということでもあります。そのため、特に冬場などは早い時間帯から室内が暗くなってしまうため注意しなければなりません。

2.2 西向きの部屋のメリット・デメリット

西向きの部屋は、午後になると日差しが強くなる点がメリットです。室内には西日が差し込んでくることとなりますが、西日は太陽の位置が低いことから室内の奥の方までしっかりと日差しが差し込んでくるでしょう。


そのため、冬場の午後でも室内は暖かくなりやすいです。また、日照時間が一番長くなるのも西向きの部屋とされています。室内で洗濯物を干すときでも乾きやすいでしょう。
一方で、夏場はこの西日が強く、暑くなりすぎる可能性があります。このような場合は、遮光カーテンを利用するなど、工夫する必要があるでしょう。

2.3 北向きの部屋のメリット・デメリット

北向きの部屋は人気が低いことから、家賃や分譲価格が若干やすい傾向にある点が特徴です。そのため、方角は特に気にしておらず、少しでも費用負担を抑えたい人に向いているでしょう。また、日差しも差し込みにくいことから夏場の午後でも比較的暑くなりにくい点も特徴です。


デメリットとしては、日当たりの悪さが挙げられます。そのため、冬場は寒くなりやすく、洗濯物も乾きにくいでしょう。さらに、湿気も高くなりやすいためカビなどにも注意しなければなりません。日中は仕事などで部屋にはいない人にとっては、これらのデメリットはあまり関係ないため、北向きの部屋でも問題ないでしょう。

3. 南向きの部屋はどんな人に向いている?

南向きの部屋はどんな人に向いている?

ここでは南向きの部屋がどういった人に向いているのか解説します。現在部屋を探している最中で、方角選びを迷っている方はぜひ参考にしてください。

3.1 南向きの部屋が向いている人

南向きの部屋に向いているのは、自宅にいる時間が長い人、特に日中に自宅にいる人です。例えば、リモートワークで自宅で仕事をする機会が多い、子どもがいて日中は自宅で過ごす時間が長いといった人が挙げられます。


これらの人に南向きの部屋が向いている理由は、南向きの部屋は昼間に日差しが室内に差し込んでくるためです。室内が明るく、冬場は暖かいため、快適に過ごすことができるでしょう。
また、趣味でガーデニングを楽しんでいる人にも、日差しが差し込みやすい南向きの部屋は適しています。植物は光合成を行うため、日光が必要不可欠です。庭やベランダが南向きに面していれば、植物も光合成がしやすくなるため、育てやすいでしょう。室内で観葉植物などを育てているケースも同じです。


そのほかにも、洗濯物が多い人にとっても日当たりがいい南向きの部屋が適しています。大人数の家族はもちろん、子どもが部活動をしていて、ユニフォームや練習着などをたくさん洗濯しなければならないといった人も、南向きの部屋の方が使い勝手がいいでしょう。
一方で、日中は仕事などで自宅にいない人や朝早くに自宅を出る人は、南向きの部屋が持つメリットを享受しにくいため、南向き以外の部屋を選んでも問題ないでしょう。

3.2 部屋の方角はライフスタイルで決める

ここまで、南向きの部屋のメリット・デメリットや他の方角の部屋のメリット・デメリットなどを紹介してきましたが、部屋の方角に関しては、南向きが一番いいというわけではありません。部屋の中での過ごし方によって適している部屋は変わってきます。


例えば先ほども触れているように、仕事などで日中部屋にいない人は、南向きの部屋を選ぶメリットはあまりないため、費用負担を抑えられる北向きの部屋の方が適しているかもしれません。そのため部屋選びに際、最初の段階から「絶対に南向きの部屋」「北向きは考えていない」とするのではなく、自分のライフスタイルを考慮したうえで各方角の部屋の特徴を照らし合わせて適切なものを選ぶようにしましょう。

4. まとめ

今回は、南向きの部屋のメリット・デメリットや他の方角の部屋のメリット・デメリット、南向きの部屋がどういった人に向いているのか、といった点について解説しました。
方角によって部屋の特徴は大きく異なるため、各方角の特徴を理解したうえで、自分自身や家族のライフスタイルに合ったものを選ぶようにしましょう。

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