同じマンション内での引っ越しはできる?引っ越しにかかる費用と注意点

公開日:2023年07月20日   最終編集日:2023年07月20日

同じマンション内での引っ越しはできる?引っ越しにかかる費用と注意点
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目次

今住んでいるマンションを気に入っている場合は、希望の間取りの部屋の空室が出た場合や家族構成の変化などで、同じマンション内での引っ越しを検討する人もいるでしょう。
今回は、同じマンション内での引っ越しができるかどうかを解説します。同じマンション内に引っ越しをするときの注意点や費用もお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。

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1. 同じマンション内での引っ越しは可能?

 同じマンション内での引っ越しは可能?

同じマンション内での引っ越しは可能です。同じマンション内で、よくある引っ越しの理由を解説します。
今まで、新しいマンションに引っ越しをしていた人は、同じマンション内で引っ越しをするのも検討してみても良いでしょう。

1.1 よくある引っ越しの理由

よくある引っ越しの理由には、「部屋の大きさを変更したい場合」や「現在入居しているマンションが気に入っている」などが挙げられます。
家族構成が変わると、今の部屋では不満に感じる場合もあるかもしれません。子供が増えたり、同居をしたりすると、プライバシーを保つためにも広い部屋が良いでしょう。子供が独立すると、使わない部屋が出てくるかもしれません。コンパクトな間取りの部屋がおすすめです。


老後を考えると、高い階層にお住まいの方は低い階層に引っ越しをした方が、足腰の負担が少なくなり、住みやすいです。マンションの周辺環境や共有スペースが気に入っている場合、同じマンションに住み続けたいと考える人もいるでしょう。
間取りが1LDKから4LDKまで揃っているマンションもあるので、室内環境だけ変えたいときは同じマンション内での引っ越しがおすすめです。
ライフスタイルや家族構成に合った間取りの部屋に引っ越しをするケースが多いです。自分の生活に合った間取りの部屋を選択すると住みやすいでしょう。

1.2 同じマンション内での引越しでも新たに賃貸借契約が必要

同じマンション内での引っ越しでも新たに賃貸借契約は必要です。同じマンション内に引っ越しをする場合、大家さんや管理会社に相談をして、許可をもらえたら違う部屋に住めます。
単なる部屋の移動ではなく、賃貸物件の契約は部屋ごとに結ぶということを忘れてはいけません。敷金や礼金は必要になります。
マンションによっては、敷金や礼金を免除してくれるところもあるため、大家さんや管理会社に確認してみてください。

2. 同じマンション内での引っ越しは自力で可能?

同じマンション内での引っ越しは自力で可能?

同じマンション内での引っ越しだと自力で引っ越しができると思われている方もいるかもしれません。
同じマンション内の引っ越しであったとしても洗濯機や冷蔵庫など、大きいものを運ぶ際に壁に傷を付けてしまう可能性があるため、自力では難しいでしょう。
引っ越しをするときには、自分で運ぶ荷物と引っ越し業者に依頼する荷物を決めておくのがポイントです。全ての荷物を引っ越し業者に依頼する場合と、大型の荷物だけを依頼する場合は費用が異なる点を覚えておきましょう。

3. 同じマンション内の引っ越しにかかる初期費用

同じマンション内の引っ越しにかかる初期費用

同じマンション内の引っ越しにかかる初期費用を知りたい方もいるでしょう。他のマンションに引っ越すときと同様に費用がかかるものがあります。
マンションの引っ越しで引っ越し業者に依頼する場合は、「荷物の量×移動距離」で費用が決定します。そのため、同じマンション内の引っ越しにかかる初期費用は、遠い場所のマンションに引っ越しをするよりも安いです。
同じマンション内の引っ越しにかかる費用について詳しく解説します。

3.1 引っ越し費用相場

先述の通り、同じマンション内に引っ越しを行う方が違うマンションに引っ越しをするときよりも安く済みます。
引っ越しにかかる費用は、荷物の量と移動距離で大きく変わりますが、単身で引っ越しをする場合の費用相場は、約3〜10万円です。同じマンション内に単身で引っ越しをする場合の費用相場は、約3万円です。
4人家族で違うマンションに引っ越しをするケースの費用相場は、約9〜25万円です。4人家族で同じマンション内に引っ越しをするケースの費用相場は、約9万円になります。


引っ越しの費用は、引っ越しを依頼する業者によって大きく異なります。引っ越し費用を安くしたいと思われている方もいるかもしれません。料金交渉によっては、安くなるケースも考えられます。
引っ越し費用を抑えるためには、引っ越し業者に見積もりを依頼し、比較検討するようにしてください。引っ越しギリギリになってから検討するのではなく、時間に余裕を持って行うのがポイントです。

3.2 敷金・礼金は再度支払う必要がある

同じマンション内に引っ越しをする場合、敷金や礼金を再度支払う必要があります。
敷金とは、賃貸物件の契約期間中に家賃を滞納したり、部屋を破損させたりした場合に備えて先に預けておくものです。賃貸物件の契約が終了したら、家賃の滞納分や修繕費を差し引いた分が戻ってきます。
礼金とは、大家さんや不動産会社にお礼として支払います。敷金とは異なり、礼金は支払ったら戻ってきません。


同じマンション内の引っ越しであったとしても、退去するときは他のマンションに引っ越しをするのと同様に退去手続きを行う必要があります。退去が完了したら、新しい部屋へ入居しますが、入居手続きの際に敷金や礼金に加え、仲介手数料、鍵交換費用もかかるでしょう。

3.3 仲介手数料は値引きをしてもらえる可能性もある

マンション全体が同じ大家さんや管理会社だと、仲介手数料を値引きしてもらえる可能性があります。なぜなら、物件の紹介をする手間が省けるからです。
値引き交渉が苦手な方でも、同じマンション内で引っ越しをする場合は、新しいマンションに引っ越しをするよりも管理会社の担当者に値引き交渉しやすいでしょう。
同じマンション内で引っ越しをするときは、どのような値引きがしてもらえるかを契約前に確認するのがおすすめです。

4. 同じマンション内で引っ越しをする場合の注意点

同じマンション内で引っ越しをする場合の注意点

同じマンション内で引っ越しをする場合、どのような点に注意すべきか知りたい方もいるでしょう。注意点を知っておかないと、住みにくくなる可能性もゼロではありません。
後悔しないためにも、同じマンション内で引っ越しをする場合の注意点を見ていきましょう。

4.1 電気・ガス・水道の契約と各種住所変更を忘れずに!

同じマンション内に引っ越しをするときは、電気やガス、水道の契約など各種住所変更を忘れないようにしなければなりません。
引っ越しは、入居手続きに時間がかかり、変更するのを忘れがちです。同じマンション内に引っ越しをする場合でも、部屋番号など住所が変わります。


電気やガス、水道の住所変更方法を見ていきましょう。
電気やガス、水道の会社へ連絡して変更をします。同じマンション内の引っ越しの場合は、光熱費の会社は変わらないので、電話で変更が済みます。
ガスの住所変更をする場合は、閉栓や開栓の立会いが求められる可能性があり、時間に余裕を持って取り組むのをおすすめします。
新しい住所に郵便物を届けてもらうためにも、郵便局に転居届を忘れずに提出しましょう。


引っ越しが落ち着いたら役所での手続きも必要です。同じマンション内で引っ越しをするときの役所での手続きは、転居届の提出で済みます。
引っ越し先の市区町村の役所で手続きを行い、必要な持ち物は、本人確認書類や印鑑です。必要な持ち物は、自治体によって異なるので、事前に確認しておくのをおすすめします。
転居届は、引っ越しをしてから2週間以内と決まっており、期限内に手続きをしましょう。

4.2 近所の方への配慮

同じマンション内に引っ越しをするときは、近所の方への配慮もするようにしてください。
荷物を運ぶのに大きな音がしてしまうケースも多いです。マンションの上下左右の部屋の人には、一言声をかけておくのをおすすめします。
引っ越し後には、近所の方へ挨拶すると良好な関係が築けます。近所の方へ挨拶に行くときは、手土産を持っていくと良いでしょう。手土産は、1,000円以内で日用品がおすすめです。例えば、タオルやお菓子などが挙げられます。


最近は、必ずしも、引っ越しの挨拶をするのが良いとは言えません。一人暮らしの方は、ストーカー被害など犯罪に巻き込まれるケースもあるので、引っ越しの挨拶はしない人も増えています。

5. まとめ

同じマンション内での引っ越しができるかどうか、引っ越しの際の注意点を解説しました。
現在、入居しているマンションの立地や条件が気に入っている場合、同じマンションに住み続けるのもおすすめです。マンションによっては、引っ越しにかかる初期費用を抑えることができます。


同じマンションに引っ越しをする場合も、新しいマンションに引っ越しをするときと同様に手続きを進めなければなりません。電気やガスなどの手続きを忘れないようにしましょう。
同じマンションに引っ越しをする場合、必要となる手続きは新しいマンションに引っ越しをするのと変わらない点を覚えておきましょう。

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