【2023年度版】7月の引っ越しは夏休み前がお得!?料金相場と更に安くする方法
公開日:2023年06月15日 最終編集日:2023年06月14日
目次
7月は引っ越し業社の閑散期となることから料金を抑えて引っ越しすることが可能です。
この記事では7月に引っ越しをするメリットや注意点、引っ越しの費用相場などを紹介しています。また、費用をさらに抑えるためのポイントについても取り上げているため、引っ越し費用をできるだけ抑えたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
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1. 7月に引っ越しをするメリット
引っ越しを7月に行うことでさまざまなメリットが得られます。ここでは具体的にどのようなメリットがあるのか解説します。引っ越しのタイミングを検討している方はぜひ参考にしてください。
1.1 ゆっくりと物件を探せる
7月は引っ越しの閑散期に当たるため不動産会社も閑散期となります。そのため、ゆっくりと落ち着いて物件探しに取り組むことが可能です。
繁忙期だと、気になる物件がすぐに契約されてしまうということもありますが、7月であればそういったケースは少なくなるでしょう。中には、部屋を埋めるために家賃や敷金、礼金を下げている物件、フリーレントにしている物件など、条件を変更しているケースもあります。意外と掘り出し物の物件が見つかるのが7月です。
1.2 引越し費用を抑えられる
引っ越しが閑散期であることから引っ越し業者が設定する料金も安くなっており、引っ越し費用を抑えられる可能性があります。
また、曜日や時間帯を考慮することでさらに出費を抑えることも可能です。8月も7月同様引っ越し料金は比較的安いとされていますが、お盆休みが入ることもあってスケジュールが立てにくくなっています。
1.3 希望の日に引っ越しができる
引っ越し業者の閑散期である7月は、日程調整もしやすくなっています。そのため、自分が希望するタイミングでの引越しが可能です。
繁忙期だと希望の日程での引っ越しができず、引っ越し業者の指定日に合わせて急いで引越し準備をしなければならない可能性もありますが、7月であればそういった事態にはなりにくいでしょう。
2. 7月に引越しする際に注意すること
7月の引越しはさまざまなメリットがありますが、いくつかの点に注意もしなければなりません。ここでは具体的な注意点を紹介します。
2.1 暑さと雨に注意が必要
7月は気温が高いことから、引越し作業中の熱中症などに注意しなければなりません。エアコンを止めての作業となる可能性があるため、こまめに水分補給をするなど、暑さ対策が必要不可欠です。
また、梅雨が明けていない可能性もあるため、引越し当日が雨になる可能性もあります。雨の中での引っ越しとなると、家具や家電が濡れないように気をつけなければなりません。
特に精密機器や家電が濡れてしまうと故障につながる恐れもあります。また、ダンボールが濡れてしまうと強度が下がり底が抜けるかもしれません。
そのため、雨が予想される場合は段ボールをガムテープでしっかりと補強することが大切です。また、1つのダンボールに荷物を詰め込みすぎないようにしましょう。
2.2 エアコン設置工事が必要な場合は早めの予約を
7月は引っ越し業者は閑散期ですが、エアコンを設置する工事業者は繁忙期となります。そのため、新居でエアコンを新たに設置する必要がある場合、早めに予約を取らなければなりません。
場合によっては入居してからしばらくの間はエアコンなしの生活となる可能性もあるため注意が必要です。
3. 7月の引っ越し料金の相場
ここでは引っ越し料金の相場を紹介します。単身者、カップル、ファミリーでそれぞれ紹介しているため参考にしてください。
単身者が引っ越す場合の相場は以下の通りです。
単身の場合、引っ越し業者が単身プランや単身パック、学生向けの学割パックなどを提供しているケースもあるため、さらに安くなる可能性があります。
カップルが引っ越す場合の相場は以下の通りです。
カップルで引っ越す場合でも、引っ越し業者によっては単身プランや単身パックなど単身者向けのプランを利用できる場合があります。
ファミリーが引っ越す場合の相場は以下の通りです。
4. 7月の引っ越し料金をもっと安くするポイント
引越しのタイミングによってはさらに引越し料金を抑えることも可能です。ここでは7月の引越し料金をさらに安くするために覚えておきたいポイントを紹介します。
4.1 7月上旬の平日は狙い目
7月上旬の平日の引っ越しは料金を抑えたい方にとっておすすめのタイミングです。
平日は一般的に仕事がある人が多いことから、週末や休日と比べると引越し依頼が少なくなっています。そのため、平日に依頼するだけで料金が安くなるケースが少なくありません。
また、7月上旬とした理由は、学校の夏休みに入る前であるためです。7月中旬以降は学校が夏休みに入り、そのタイミングで引越しをしようとする人が出てくるため、需要の高まりに伴い料金が高くなる可能性があります。
4.2 仏滅や赤口などの日取りを選ぶ
日取りによっても引越し料金は変動します。例えば吉日に引っ越すのではなく、仏滅や赤口など六曜において縁起が良くないとされる日をあえて選ぶことで、料金が安くなる可能性があります。仏滅は料金が安くなる引っ越し会社もあります。
引っ越しをする際に、縁起の良し悪しを気にする人の場合、大安や先勝の日を選びますが、特にそういったことを気にしていないのであれば、吉日を避けるのも1つの方法です。
4.3 見積もりは複数社から取る
引っ越し業者を探す場合、見積もりを取得して検討することとなりますが、見積もりは複数社から取得するようにしましょう。
これは、複数者から見積もりを取得することで相場からずれていないかどうかがわかるためです。
例えば、A社が10万円の見積もりを出した場合、これだけでは安いのか高いのかわかりません。そこでB社とC社に見積もりを作成してもらったところそれぞれ5万円と6万円となった場合、A社が相場よりも高いことがわかります。
また、複数社の見積もりがあれば「ほかの会社だと●円だったんですが」と交渉することも可能です。もちろん大幅な価格交渉だと成立しない可能性が高いですが、ライバル会社に負けないために価格交渉に応じてくれる可能性があります。中には、付加価値をつけるために、オプションを無料でつけてくれるケースもあるようです。
このような理由から、見積もりを依頼する際は複数社から取得するようにしましょう。
5. まとめ
今回は、7月の引っ越しのメリットや注意点、費用相場などを紹介しました。
7月は引っ越し業社の閑散期となることから引っ越し費用を抑えやすくなっています。また、スケジュールにも余裕を持って引っ越しができるなどメリットが少なくありません。
仏滅や赤口など縁起が悪いとされる日にあえて引っ越すことでさらに費用を抑えられる可能性もあるでしょう。今回の内容を参考に、7月の引っ越しを検討してみてください。