新築マンション購入の流れを知って憧れのマイホームを手に入れる!購入時のポイントも紹介

公開日:2023年02月20日   最終編集日:2023年02月20日

新築マンション購入の流れを知って憧れのマイホームを手に入れる!購入時のポイントも紹介
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目次

新築マンションを購入したいけれど、何から始めたらよいか分からない方も多いでしょう。
今回は、新築マンションの購入の流れを詳しく解説します。購入時のポイントについてもご紹介するので、参考にしてみてください。

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1. 新築マンション購入の流れ

新築マンション購入の流れ

新築マンションを購入するにあたって、いつ何を行うか理解しておくと、スムーズに手続きを進めることができます。
また、何から進めたらよいか分からないとお困りの方は、STEP通りに進めてみてください。

1.1 〈STEP1〉資金計画をたてる

新築マンションの購入は高額な買い物になります。そのため、資金計画は非常に重要です。
一番最初に資金計画を立てると、数多くある新築マンションの中から物件を絞ることができるでしょう。
新築マンションの総予算は、頭金と住宅ローン借入額と諸費用から構成されています。


住宅ローンの借入額は、手取り額の25%以下が良いと言われています。手取り年収が600万円の人であれば、毎月の返済額は、12万5千円以内です。
返済期間35年でローン金利が1%とすると購入可能額は4,428万円前後となります。


資金計画を立てるときに気を付ける点は、無理な返済額にしないことです。新築マンションを購入するときにかかる費用は、物件価格だけではありません。
例えば、修繕積立金や管理費、駐車場代など、物件とは別で毎月支払わなければならない費用があります。また、将来、出産などライフスタイルが変わる可能性も考慮しなければなりません。
急な出費が重なった時にも対応できるように予算を決めることをおすすめします。

1.2 〈STEP2〉物件情報の収集

物件の情報を集めるにあたって、自分が希望する条件を決めましょう。
例えば、「立地」や「間取り」が挙げられます。新築マンションを購入するときに「立地」を決めるポイントは、「学校の位置」や「会社の位置」、「資産価値」です。


小さなお子様がいる家庭では、学校がどの場所にあるかを把握しておかなければなりません。また、会社への出勤のしやすさも確認する必要があるでしょう。将来的にマンションの売却を検討している方は、資産価値が下がらない立地だと売却がしやすいかもしれません。


「間取り」は、家族の暮らしやすさを左右すると言っても過言ではありません。家族の人数やライフスタイルによって、適正な間取りは異なります。
小さいお子様がいる家庭では、狭い間取りでも問題ないかもしれませんが、将来、一人部屋が必要になるかもしれないことを想像しながら間取りを決めましょう。


新築マンションを購入するときは、災害リスクを考える必要があります。地震や台風のリスクを調べるときは、「ハザードマップ」の活用を検討してみてください。
災害が発生する可能性がある地域を予想する「ハザードマップ」に加え、過去に発生した災害も調べておく必要があります。

1.3 〈STEP3〉モデルルーム見学に行く

自分が住みたいと思う物件が決まったら、モデルルームに見学に行きましょう。
モデルルームに行くときの流れをご紹介します。


まずは、ホームページや電話で来場予約を行います。混雑している可能性があるので、予約をしておくと待ち時間がなく、見学できるでしょう。
不動産会社など決められた場所に到着したら受付を行います。自分の名前や年齢などを記入してください。
受付が完了したら、モデルルームの見学をします。自由に見学が可能で、担当者が詳しく説明をしてくれます。
見学のときには、疑問に思った点やわからない点は積極的に質問しましょう。また、事前に質問したい内容がある場合は、メモしておくことをおすすめします。
モデルルームを見学するときのポイントを5つご紹介します。

1. 部屋の広さや間取り
2. 水回りの設備
3. 生活動線
4. 日当たりや風通し
5. 建物の周辺環境

自分が理想とする生活を過ごせるかを見学を通してイメージしてみてください。
新築マンションによって、耐震性や防災性は異なるので、確認しておきましょう。

1.4 〈STEP4〉住宅ローンの事前審査

購入する物件が決まったら、金融機関で住宅ローンの事前審査を受けて通過しなければなりません。金融機関によって異なりますが、1週間程度で審査が終わります。
住宅ローンを借りるときは、収入や職業などで返済できるかどうかが判断されます。


住宅ローンの事前審査を受けるときは、自己申告で実施されるので、正確に伝えることがポイントです。
教育に関するローンや自動車ローンを持っているにも関わらず、正しい申告をしないと、本審査で落ちるケースがあります。住宅ローンは事前審査とは別に本審査があります。
売買契約後に落ちないように事前審査を受け、住宅ローンを組むことができるか確認するケースが多いです。

1.5 〈STEP5〉購入予定の物件の申込書を提出

購入予定の物件の申込書を提出します。新築マンションによっては、申込書を提出するときに申込証拠金が求められる場合があります。
申込証拠金は、2万円から10万円のところが多いです。実際に申込書を提出し、申込証拠金を支払った物件を購入する場合、申込証拠金は手付金の一部になります。


不動産会社からマンションの物件を購入する場合、一般的には先着順で決まります。
申込書を提出し、申込証拠金を支払った後でも、キャンセルは可能であり、申込証拠金も返却されるケースが多いので、積極的に申込書を提出することがおすすめです。
人気の物件は、他の人に購入されてしまう可能性が高いことから、早めの判断が重要です。

1.6 〈STEP6〉重要事項説明の確認・売買契約の締結

宅地建物取引士から重要事項説明を受けて、売買契約の締結に進みます。
重要事項説明は、土地や建物の情報や利用するにあたっての注意点など入居する上で知っておくべき事項が説明されます。入居後に後悔したり、トラブルになったりしないよう、疑問点があれば、必ず確認するようにしてください。


売買契約を締結するときは、買主が売主に手付金を支払います。売買契約後に買主がキャンセルをすると、手付金は戻ってこないので、注意してください。

1.7 〈STEP7〉住宅ローンの本審査

売買契約が完了したら、住宅ローンの本審査になります。住宅ローンの本審査に申し込みをして、本審査に通過したら、住宅ローンの契約に進みます。
事前審査に通過していれば、問題ありませんが、事前審査の後に転職や別のローンを組んでいると通過できない可能性もあるため、注意してください。


住宅ローンの契約は、金銭貸借契約書と呼ばれ、契約時に必要な書類があります。

□銀行印
□実印
□印鑑証明
□売買契約書
□住宅ローン契約書
□抵当権設定契約書
□住民票
□本人確認書類

必要書類を準備するにあたって、取得するのに時間がかかるケースもあるため、早めに集めるようにしてください。

1.8 〈STEP8〉登記の手続き

土地や建物などの不動産を取得したら、所有権の変更を示すために登記の手続きをします。
登記を自分で行おうとすると専門知識が必要になり、手間や時間がかかるので、多くの人は行政書士に依頼します。
新築マンションによっては、一斉に入居するケースも考えられます。そのような場合は、後述で解説する内覧会や入居説明会で委任状を提出し、司法書士に登記手続きを委任する形で行うこともあるでしょう。

1.9 〈STEP9〉内覧会・入居説明会へ行く

新築マンションの入居説明会は、引き渡しの3ヶ月から6ヶ月前に行われます。
入居説明会では、内覧会や引き渡しの日程などの説明が行われます。その他にも、駐車場や駐輪場の抽選も実施されるでしょう。


未完成の新築マンションを購入した場合、完成後に内覧会が行われます。内覧会のときは、図面通りに仕上がっているかどうか、キズや汚れがないかなどを確認してください。

1.10 〈STEP10〉残金の支払い・引き渡し

残金の支払いが完了したら、引き渡しが行われます。
残金は、頭金や諸費用が挙げられます。諸費用は、「登記費用」や「修繕積立基金」、「管理準備金」を支払わなければなりません。


「登記費用」にかかる金額は、登記に関わる費用や司法書士への報酬を併せると約30万円ぐらいになります。
「修繕積立基金」は、新築マンションを購入した時にかかる費用で、目安は数十万円です。
「管理準備金」は、管理組合設立時に必要となる費用を事前に支払うケースもあり、費用の目安は数万円です。

1.11 〈STEP11〉住宅ローン控除などの手続き

新築マンションを購入して、住宅ローンを借りると住宅ローン控除を受けることができます。
住宅ローン控除を受けるためには、自分で手続きをしなければなりません。自治体や新築マンションの種類、収入状況によっては給付金を受けられる可能性もあるので、不動産会社に確認するようにしてください。
新築マンションを購入した次の年に確定申告を行い、住宅ローン控除や給付金の手続きを忘れずに行うようにしましょう。

2. 新築マンションを購入する際のポイントと注意点

新築マンションを購入する際のポイントと注意点

新築マンションの購入は、人生で何回も経験するものではないため、どんな点に気を付けたらよいかわからないことも多いでしょう。
抑えるべきポイントを把握しておかないと後悔するだけでなく、損をしてしまう可能性もあります。
新築マンションを購入する際のポイントと注意点を詳しく解説します。

2.1 マンションの周辺環境は細かく確認する

新築マンションを購入するときは、内装や外観など物件で判断しがちです。
しかし、ずっと家の中で過ごすわけではないので、マンションの周辺環境は細かく確認してください。


例えば、治安のよさや買い物環境が挙げられます。小さなお子様がいる家庭では、学校までの道のりや公園があるかなども確認する必要があるでしょう。
日中の明るい時間帯だけでなく、暗い時間帯のマンション周辺環境も確かめることをおすすめします。

2.2 モデルルームは標準仕様ではない

ほとんどのモデルルームが標準仕様ではありません。モデルルームで見学した時に、壁紙や設備など標準仕様だと思っていたけれど、オプションだったという経験をした方もいらっしゃるかもしれません。
自分の希望する仕様や設備がある場合は、オプションか標準仕様かを確認するようにしてください。

2.3 購入キャンセルのタイミング

売買契約書を締結した後に購入キャンセルをすると、手付金が戻ってきません。
手付金の費用は、物件価格の5%から10%が目安になります。例えば、4000万円の物件の場合、200万円から400万円が手付金です。
買主の一方的な都合で売買契約後に購入をキャンセルすると「手付金が返ってこない」、「違約金を求められた」などのケースも考えられるので、注意してください。

2.4 入居まで時間がかかる

新築マンションを購入するときは、入居まで時間がかかるため、1年以上前からの準備をおすすめします。
先述の通り、マンションに入居するまでには、売買契約や住宅ローンの審査などさまざまな手続きがあります。書類不備があると、住宅ローン審査が通らないケースも考えられるため、時間には余裕を持って取り組むようにしましょう。

2.5 必要書類は早めに準備する

新築マンションを購入するときは、必要書類は早めに準備するようにしてください。なぜなら、自分よりも先に他の人に購入されてしまう可能性があるからです。
よくある事例としては、住宅ローンを組むときに事前審査に落ちてしまい、他の金融機関で申請している間に他の人に購入されてしまったというケースです。


手間や時間を少なくするためにも、複数の金融機関への申請をおすすめします。
人気の物件は、希望するお部屋が他の人に購入されてしまう可能性が高いので、注意してください。

3. まとめ

新築マンションの購入の流れや購入時のポイントについて解説しました。
新築マンションを購入にあたって、希望する条件が多い場合は、優先順位を付けることをおすすめします。後悔しないためにも、将来のライフスタイルを見据え、資金に余裕を持って新築マンションを購入するようにしましょう。

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