分譲賃貸マンションのメリットとデメリットを解説!人気の分譲マンションに住むには?

公開日:2022年04月27日   最終編集日:2022年06月28日

分譲賃貸マンションのメリットとデメリットを解説!人気の分譲マンションに住むには?
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目次

部屋探しをしていると「分譲賃貸マンション」という言葉を目にすることは少なくありません。


分譲賃貸マンションは一般的な賃貸マンションと比較するとメリットも多く、部屋探しをしている人から高い人気を誇ります。
ただし、「分譲賃貸」ならではのデメリットを知らずに契約してしまうと、入居後に予期せぬトラブルや不都合を被ってしまうこともあるため注意が必要です。


そこで今回は分譲賃貸マンションについて知っておくべき基本情報、またメリットとデメリットについて解説します。
ぜひ最後まで読んでいただき分譲賃貸マンションに対する理解を深め、理想の部屋探しの役に立ててください。

分譲賃貸マンションをチェックする

1. 分譲賃貸マンションとは?

分譲賃貸マンションとは?

まずは分譲賃貸マンションの基本的な情報をお伝えします。
通常の賃貸マンションとの違いなどについても解説しますので、ぜひ確認してみてください。

1.1 分譲賃貸マンションとはどんな物件?

分譲賃貸マンションを分かりやすく説明すると、「もともとは分譲マンションで、現在は賃貸物件として貸し出されているマンション」のことです。
そもそも分譲マンションとは「一棟のマンションを一住戸ごとに分けて販売されたマンション」のことを指します。
ちなみに、分譲マンションを購入する人の多くはマイホームとして自己使用する目的であることがほとんどです。

1.2 分譲賃貸マンションと賃貸マンションの違い

分譲賃貸マンションと賃貸マンションの違いは、主に以下の2つが挙げられます。

  • 所有者の数
  • 賃貸向けに建設されているかどうか

賃貸マンションの場合、所有者は一人のオーナーや不動産会社などの一つの法人で単独所有していることが一般的です。
しかし、分譲賃貸マンションの場合はもともと分譲マンションであるため、各戸ごとに区分所有者が存在し所有者が複数になります。

ポイント

分譲賃貸マンションの区分所有者(オーナー)は各戸ごとに違う。

また、賃貸マンションは最初から「賃貸に貸し出す」ために設計、建設されており、建物の用途や目的も分譲賃貸マンションとは異なります。

1.3 どうして分譲マンションが賃貸として出ているのか

先ほど「分譲マンションは自己使用目的で購入される」とお伝えしましたが、主に以下の二つの理由で分譲賃貸マンションとして入居者が募られます。

  • 何らかの事情で購入者(オーナー)が住めなくなった
  • もともと不動産投資で購入されている

何らかの事情とは、転勤などのやむを得ない仕事上の都合などが挙げられます。
分譲マンションに住めなくなってもローンの返済義務は続きますので、家賃収入をその支払いに充てるために賃貸として貸し出すケースは多いです。


一方、はじめから不動産投資目的で分譲マンションを購入し、分譲賃貸マンションとして貸し出すケースもあります。

2. 分譲マンションを借りる際のメリットとデメリット

分譲マンションを借りる際のメリットとデメリット

ではこの項目では、分譲マンションを賃貸で借りるメリットとデメリットについて解説します。

2.1 分譲賃貸のメリット

分譲賃貸マンションのメリットの一つは、設備が充実していることです。


生涯の住まいとして購入する人をターゲットにしているため、部屋はもちろん、キッチンや浴室などにもグレードの高い設備が導入されています。

分譲賃貸マンションでよく備えられている室内設備

また、オーナーがそのまま残した家具や家電付きの物件もあり、賃貸で住む人にとっては引越しに伴う初期費用を抑えられることもあります。


さらに、下記のように共用部の設備も充実していることが多く、一般的な賃貸マンションと比較すると快適な暮らしが期待できる点もメリットです。

分譲賃貸マンションでよく備えられている共有部の設備

その他にも、ノンタッチキーでの出入りが可能なエントランスオートロックシステムや防犯カメラの完備など、高いセキュリティ性を備えていることも多いです。


このような充実した設備を通常の賃貸マンションに求める場合は家賃が高くなりがちですが、同じような条件であれば割安で借りられることも分譲賃貸マンションの大きなメリットと言えます。
また、分譲賃貸マンションの場合は、資産価値の維持や向上にも積極的に取り組むという特徴があり、マンション全体の管理がしっかり行き届いていることもメリットです。

2.2 分譲賃貸のデメリット

設備面を中心に大きなメリットがある分譲賃貸マンションですが、「分譲」ならではのデメリットもあります。


特に生活面では、マンションの規約とオーナーが定めた独自の規約の両方を守らなくてはいけないこと、またオーナーの都合で退去しなくてはならないケースもあることがデメリットです。
オーナー都合で退去を求められるケースは賃貸契約の種類(普通借家契約か定期借家)によっても事情は異なります。


これに関しては後述する「定期借家になっている物件」の項目でも解説しますが、もともと自己使用目的で購入していることが多いため、オーナーが自分で住める状況になれば、貸し出すのをやめて自分で住みたいと考えることは自然です。
従って、分譲賃貸マンションは「賃貸期間」に不安定さを含んでいることもデメリットと言えるでしょう。


その他の賃貸分譲マンションのデメリットには、オーナーが不動産賃貸に不慣れな可能性があることが挙げられます。
オーナーが不動産賃貸に不慣れだと思わぬトラブルの原因になることもあるため、注意が必要です。これに関しては後半の「オーナーが不動産賃貸に不慣れな場合トラブルになることも」で解説しておりますので、あわせてご確認ください。

3. 分譲賃貸マンションが人気な理由

分譲賃貸マンションが人気な理由

分譲賃貸マンションは部屋探しをしている人に人気があると冒頭でお伝えしましたが、この項目ではその理由について紹介していきます。

3.1 ターゲットがマイホームの購入希望者

既にお伝えしたように、分譲賃貸マンションはもともと分譲マンションであるため、ターゲットはマイホームの購入希望者です。

一生に一度と言われる大きな買い物を決断させるだけの設備と仕上がりになっており、それを賃貸で借りられるため、分譲賃貸マンションは人気があります。

3.2 住民のマナーが良い

住民のマナーが良いことも分譲賃貸マンションが人気の理由の一つです。
多くの入居者は分譲マンションを生涯の住まいにしているため、他の入居者である隣人と
トラブルになるような行動を避けて生活しています。


また、分譲マンションには良好な住環境の維持を目的とした「管理組合」と呼ばれる組織もあり、自然と住民の意識やマナー向上にも役立っています。

マンションの管理組合とは

3.3 将来のマンション購入の参考になる

いずれは分譲マンションを購入したいと考えている人からも分譲賃貸マンションは人気があります。
その理由は、実際に「分譲マンション」として建てられたマンションに住むことで、将来の分譲マンション選びの参考となる情報を実体験として得ることができるからです。


これは立地や設備面などの希望する条件に関することだけはありません。どんな人達が住み、どのような問題が生じるかなども同時に知ることができ、マイホーム購入の前の貴重な機会となるのも理由の一つです。

3.4 安く分譲マンションに住める

安く分譲マンションに住めることも分譲賃貸マンションの人気の理由です。
同じ条件を備える賃貸マンションと分譲賃貸マンションの家賃を比べると、分譲賃貸マンションの方が安い傾向にあります。加えて、賃貸であれば固定資産税なども支払う必要はありません。


本来であれば、住宅ローンを組んで購入し、かつ税金などの維持費を支払わなければ住めない分譲マンションを賃貸物件として「借りられる」のは分譲賃貸マンションの大きな魅力です。

4. 分譲賃貸マンションを借りる際の注意点

分譲賃貸マンションを借りる際の注意点

人気のある分譲賃貸マンションですが、借りるときには注意すべき点がいくつかあります。
しっかり把握しておかなければ、予期せぬトラブルに見舞われる可能性もありますので、それを防ぐためにもよく確認していきましょう。

4.1 定期借家になっている物件

分譲賃貸マンションを借りるときに、定期借家契約が条件になっている物件は特に注意しましょう。


賃貸契約には普通借家契約と定期借家契約の2つの種類があります。


一般的な賃貸契約は普通借家契約がほとんどです。しかし、分譲賃貸マンションはその特性上、定期借家契約になっているケースは少なくありません。

普通借家契約と定期借家契約

定期借家契約の場合は、賃貸期間が確実に決まっており、更新したいと思ってもオーナーが合意しなければ行うことはできません。
つまり契約更新はオーナーの意向や事情次第であり、長期的なライフプランを立てることは難しくなります。


また普通借家契約は2年契約ですが、定期借家契約は1年未満でも契約が可能です。
分譲賃貸マンションのメリットや魅力にだけ注目し、定期借家契約を深く理解せずに結んでしてしまうと、オーナー次第で短期間で退去しなければならなくなる可能性がありますので注意しましょう。

定期借家契約とは?途中で解約できる条件とは?再契約はできる?

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4.2 投資用に購入された物件

分譲マンションの中には投資家向けに建設、販売された物件もあります。
それが賃貸に出されていると一般の住居向けと同じ「分譲賃貸マンション」として入居募集されます。


同じ分譲賃貸マンションでも、この二つには違いが見られることもありますので注意が必要です。


投資用に建てられたマンションの場合は、必ずしもこれまで解説してきたようなメリットがあるとは限りません。
分かりやすく言うと、設備の充実度が低かったり、使われている素材や建材などの質もそれほど良いものではない可能性もあります。


また、投資用の場合は、オーナーがマンションを売却することも考えられます。
売却されると新しいオーナーへと名義が変わり、規約の変更の可能性はもちろん、賃貸契約そのものまで見直され、契約解除の可能性もゼロではありません。
この場合は状況次第で対抗措置を取ることも可能で法律の判断を仰ぐこともできますが、その結果に関わらず、精神的なストレスや手間は少なからず生じるでしょう。


分譲賃貸マンションが「投資用かそうでないか」は募集要項だけでは確認することは困難です。不動産会社に確認したり、内見をしてしっかり見極める、またインターネットなどで情報収集するなどして判断するようにしましょう。

4.3 所有者を優先される場合もある

分譲賃貸マンションの場合は、さまざまな部分で所有者(区分所有者・オーナー)の方が賃貸の借主より優先されることがありますので注意しましょう。


代表的な例を挙げると、マンションの駐車場が借りられないケースです。


限りある駐車スペースの契約を所有者優先と定めている事例は、分譲マンションでは珍しくありません。
分譲賃貸マンションを契約したからと言って、駐車場を借りる権利も平等に与えられるとは限りませんので、特に車を所有している人は注意しましょう。


所有者優先の規約は各マンションごとに異なります。気になる分譲賃貸マンションが見つかったら、契約する前に不動産会社の担当者に「所有者が優先されるような規」の有無を確認することをおすすめします。

4.4 オーナーが不動産賃貸に不慣れな場合トラブルになることも

前述した「分譲賃貸のデメリット」の項目でも触れましたが、オーナーが不動産賃貸に不慣れな場合、それが原因でトラブルが生じることもあり注意が必要です。
不動産賃貸に不慣れということは、一般的な賃貸契約では当たり前とされている「オーナーと借主の共通認識」が通じないということもあります。


例を挙げると、原状回復にかかる費用請求が必要以上に高かったり、室内設備に不具合が出たときの対処が遅かったりなどです。
分譲賃貸マンションを契約する前には、オーナーとの間に入って窓口の役目を果たしてくれる不動産管理会社の存在をしっかり確認しましょう。


また、契約書の内容確認も非常に大切です。
トラブルが起こったときには、契約書に記載されている内容に基づいて解決が図られます。その契約書に不明な点や不利な条項がないかなどは、しっかりと事前に確認しましょう。
分譲賃貸マンションのオーナーも不慣れなだけで悪気があるわけではありません。契約前に一般的な賃貸契約の内容とズレている内容の見直しができればトラブルは未然に防ぐことができます。

4.5 ペットの飼育について

ペット不可を条件にして部屋探しをしている人は、分譲賃貸マンションを選ぶときには注意しましょう。


一般的にペット不可としている分譲賃貸マンションは多いですが、マンション全体がペットの飼育を禁止しているとは限りません。
あくまでオーナーがペット不可を条件に募集しているのであって、マンションの規約ではペット可になっていることもあります。


ペット不可だと思って契約したのに、他の入居者はペットを飼っており、鳴き声や匂いに悩まされるという思わぬ事態にもなりかねません。
分譲賃貸マンションを借りるときには、ペットに関するマンションの規約と募集要項に記載されている内容に違いがないか、しっかり確認するようにしましょう。
ちなみに、ペットの飼育が禁止にも関わらず、オーナーや不動産会社が勘違いして「ペット可」として募集をしていることも稀にありますので、ペット飼育の可否は念入りに確認することをおすすめします。

大好きなペットと暮らす賃貸物件の探し方とトラブルにならないための対策を知っておこう!

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4.6 挨拶回りはしたほうがいいの?

分譲賃貸マンションに引っ越したあとの挨拶回りについて悩んでいる人向けに、一般的な立ち振る舞いを紹介します。


結論としては、分譲賃貸マンションだとしても上下左右の部屋に対しては挨拶をしておく方が良いでしょう。そのときにはちょっとした菓子折りを持参することをおすすめします。
管理人やコンシェルジュが勤務している場合も、これからお世話になる可能性が高いですので、忙しくない時間帯を見計らって簡単な挨拶を済ませると良いでしょう。


ただし挨拶するときに、家賃の額やオーナーに関する情報などについては聞かれても話すべきではありません。
あくまで「これからの新生活を円滑にするため」の挨拶に留めておきましょう。


ただし女性で一人暮らしをする場合は、防犯上の観点から隣人への挨拶を控えても問題はありません。個別事情を加味して挨拶の必要性は考えるようにしましょう。

5. 分譲賃貸マンションの探し方

分譲賃貸マンションの探し方

では最後に分譲賃貸マンションの探し方について解説します。
ぜひ参考にしていただき、スムーズな部屋探しに役立ててください。

5.1 高額帯の賃貸マンションを取り扱っているポータルサイトで探す

分譲賃貸マンション探しは、高額帯の賃貸マンションを取り扱っているポータルサイトを活用すると良いでしょう。


具体的には、高級賃貸マンションなどを扱っている不動産会社が運営しているポータルサイトがおすすめです。
物件検索するときには「分譲賃貸」と入力したり条件指定することで、候補となる物件を簡単に表示させることができます。


高級賃貸マンションなどを扱っている不動産会社の利用をおすすめする理由は、分譲マンションのグレードは高級賃貸マンションに分類されることが多いこと、また普段から高級物件を扱っているため、横のつながりで良い分譲賃貸マンションの情報を持っていることが多いからです。


不動産会社にはそれぞれ強みや特徴がありますので、それを上手く活用して効率的に部屋探しをすれば、希望条件を満たした物件に出会える確率が高まります。

6. まとめ

今回は、分譲賃貸マンションについて解説しました。
分譲賃貸ならではのメリットやデメリットだけでなく注意すべきポイントも複数ありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。


シンシアでは、都内の高級賃貸物件を中心に取り扱っており、分譲賃貸マンションもお客様の希望条件に合った物件紹介が可能です。
ご相談や問い合わせは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。


皆様のお部屋探しを全力でサポート致します。

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