【賃貸物件】内見時のまるわかりガイド!見るべきポイントと持っていくもの

公開日:2022年01月17日   最終編集日:2022年06月29日

【賃貸物件】内見時のまるわかりガイド!見るべきポイントと持っていくもの
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目次

内見とは、賃貸物件を現地で確認することです。理想の物件を探す上で欠かすことのできない貴重な機会ですが、内見できる物件数と時間には限りがあります。

したがって、適切な知識や準備を欠いた状態で内見してしまうと、契約後の後悔につながることも十分考えられます。

この記事ではそんな事態を避けるために、内見する上で知っておくべき重要な情報をお届けします。賃貸物件探しで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。

1. 賃貸物件探しにおける「内見」の重要さと目的

賃貸物件を探す上で内見はとても重要です。その大きな理由は、実際に現地でリアルな情報を得られるということが挙げられます。

インターネットや不動産会社の担当者から得ることができる情報がイメージ通りとは限りません。それらの情報と、内見で得られるリアルな情報の両方が揃うことにより、失敗しない物件選びに必要な判断材料が揃います。

内見の主な目的は、情報収集です。したがって、特別な事情がない限りは内見することを強くおすすめします。

2. 内見までの流れ

実際に内見するに至るまでの流れに、手間のかかるプロセスはありません。

まずは、不動産会社に自分が求めている条件に合う物件をいくつかピックアップしてもらいます。不動産会社の担当者は、物件探しをサポートしてくれるプロフェッショナルです。数ある物件の中から、できるだけ希望に近い物件を探してくれるでしょう。

あとは実際に内見を行う日時や集合場所などを決めるだけです。ただし、そのときには内見する人数を正確に伝えるようにしましょう。急に人数が増えたりすると、担当者に迷惑をかけるだけでなく、移動車に全員が乗れなくなったりする可能性もあります。

3. まずは内見予約をしましょう

ここまで内見の重要性や流れをお伝えしましたが、実際に内見は事前に予約を行わなければ実現できません。この項目では、内見の予約をするときに知っておくべきことをお伝えします。

3.1 賃貸物件の内見予約の方法

賃貸物件の内見の予約方法は以下のように複数あります。

・不動産会社に直接出向いて内見予約する
・不動産会社に電話連絡して内見予約する
・不動産会社にメールで連絡して内見予約する
・不動産会社のHP内の予約フォームから内見予約する

内見の予約方法そのものに、正解や不正解はありません。自分の都合や好みに合わせて予約しましょう。

ただし、メールやHP経由での内見予約は、担当者がチェックするまでにタイムラグがありますので、特にお急ぎの方は注意する必要があります。

3.2 できるだけ早めに内見をした方がいい?

内見はできるだけ早めに行った方が、希望の物件に巡り合える可能性が高くなります。

内見は契約を前提として行われるものではありませんので、同じ物件を希望する人が先に内見を済ませ、そのまま契約を結ぶ可能性もゼロではありません。

契約は必ずしも先着順というわけではありませんが、早く意思決定した人が優先されるのが原則です。したがって、気になる物件がある方はできるだけ早めに内見するようにしましょう。

内見予約をするタイミングは、不動産会社の担当者の都合もありますので、希望日の1週間前から遅くても2日前くらいまでには行う必要があります。特に忙しい方は、内見できる日が限られると思いますので、早めの連絡を心掛けると良いでしょう。

3.3 オンライン内見のメリットとデメリット

現在は、インターネットを介して行うオンライン内見に対応してくれる不動産会社もあります。ただ、オンライン内見を希望する場合には、そのメリットだけでなく、デメリットも把握するようにしましょう。




オンライン内見のメリット

遠方にある物件の内見もインターネット環境があればどこからでも可能
物件を動画で確認できるため、写真や資料よりも得られる情報が多い
移動にかかる交通費や時間を節約できる
何らかの事情で外出に制限がある時も内見ができる
対面でのコミュニケーションが苦手な方でも気軽に内見できる



ちなみに現在では内見から契約までを、全てオンライン上での完結させることも可能となっています。※IT重説(詳細はこちらの国土交通省の該当ページをご確認ください)
さまざまなメリットがあるオンライン内見ですが、以下のようなデメリットもあります。




オンライン内見のデメリット

匂いや音などの情報を得づらい
使われている材質の質感などが分かりにくい
インターネット接続によるデータ通信費がかかる
インターネット環境次第で通信トラブルが起こる可能性がある


上記が主なオンライン内見のデメリットですが、ポイントとしては、視覚以外の情報が得づらいという点です。この点を考慮してオンライン内見でも満足する結果が得られるかを判断すると良いでしょう。

3.4 内見にかかる時間はどのくらい?

内見にかかる時間は、30分程度を目安として考えると良いでしょう。ただし、物件のサイズが広ければその分時間がかかります。したがって、内見する物件の間取りやサイズを考慮し、時間の目安をつけるようにしましょう。

また、内見にかかる時間は内見できる物件数にも影響します。1日で内見する物件数が多ければ、1件の内見に費やせる時間は必然的に少なくなります。

内見の件数に関しては個々の事情によってさまざまですが、一般的に1日3件〜5件程度が適切と言われています。少ないと物足りませんが、多ければ良いということではありません。

4. 内見時に持っていくべきオススメ持ち物!

内見時に持っていくべきオススメ持ち物!

内見では確認すべきさまざまなチェックポイントがあります。ここでは、それを円滑に行うために、内見時に持って行くべきおすすめの持ち物を紹介します。

4.1 スマートフォン(カメラ・方位磁石機能)

ほとんどの方が常に携帯しているとは思いますが、スマートフォンは忘れずに持って行くようにしましょう。通常スマートフォンには、カメラ・方位磁石・ライトの機能がついており、内見時に重宝します。

カメラ機能:写真や動画撮影しておくことで、内見後にいつでも物件の様子を確認することができます。特に複数物件を内見予定の方は、各物件の様子が思い出しやすくなるでしょう。また、都合がつかずに一緒に内見に来れなかった同居人などへも、撮った写真や動画を見せて情報共有することが可能になります。

方位磁石機能:物件の向き(窓の方角)が確認できれば、日差しの入り具合をある程度想定することができます。また風水などにこだわる方にとっても重宝するでしょう。

ライト機能:電気を止めている物件の内見時に役立つのはもちろん、シンクの下やクローゼットの中などの暗い場所まで確認することができます。

4.2 メジャー

メジャーを持参すれば、さまざまな部分の長さや厚み、また奥行きなどを計ることができます。メジャーは、できれば3m以上の長さが測定できるものが便利です。また、柔らかい裁縫用ではなく、目盛り部分がスチール製でストッパー機能もついている方が計測しやすいかと思います。メジャーの扱いが不慣れな人は、落下させて床に傷をつけないように注意しましょう。

4.3 図面

間取りが正確に分かる図面を持参すると、図面と実物を確認しながら内見でき、質の高い情報を得ることができます。また、メジャーで測定した数値も、そのまま書き込むこともできて便利です。

通常、内見時には不動産会社の担当者が図面を準備してくれますが、事前に受け取っている場合は忘れずに持参しましょう。

4.4 メモと筆記用具

内見時に気付いたことや気になったことを、その場ですぐに書き記せるようにメモ帳や筆記用具も持参すると役立ちます。

4.5 スリッパ

基本的にスリッパは、担当者が準備してくれるか、内見する物件に備え付けられていることが多いです。ただ不手際や事情があり、用意されていないケースも想定し、念の為持参すると良いでしょう。

特に、不特定多数の人とスリッパを共有することに対して苦痛に感じる方は、自分専用のスリッパを内見時に持参しましょう。

5.6 その他

ここまでご紹介した以外にも持参すると良いものとしては、印鑑(認印)・身分証・源泉徴収票などです。

これらを用意しておくと、気に入った物件が見つかったときに、すぐに入居申し込みをし入居審査へ進むことができます。また、仮押さえが可能な場合でも、必要となるケースがありますので準備しましょう。

5. 内見で見るべきポイント!【物件編】

 内見で見るべきポイント!【物件編】
冒頭でお伝えしたように、内見できる物件数と時間には限りがあります。その貴重な機会を最大限に活かすためには、内見のときに確認すべきポイントをあらかじめ押さえておくことが大切です。

この項目では、内見時に確認すべきポイントを注意点と共に解説します。

5.1 共有部の確認

内見する物件に到着して、まず確認すべきポイントは共有部です。どのような設備があるのかをチェックしましょう。特に共有部は、防犯性も確認すべきポイントになりますので注意が必要です。

共有部で有無を確認すべき設備などの一覧

  • レターボックス
  • 宅配ボックス
  • エレベーター
  • オートロック
  • 防犯カメラ
  • 駐車場(駐輪場)

駐車場は、機械式か平置きかといった種類や、車庫のサイズも忘れずに確認しましょう。

5.2 ゴミ捨て場の確認

マンションなどの集合住宅で、快適に生活できるかどうかを推測するにあたっては、ゴミ置き場の確認は役に立ちます。


ゴミ捨て場は、「入居者のモラルが出る」と言われるほど、多くを知ることができる場所です。決められたゴミ捨てのルールが守られているか、清潔感のある管理がされているかなど、よくチェックしましょう。

その他にも、24時間ゴミ捨て可能か、ゴミ捨て場の位置が遠くないか、またゴミ出しのルールが自分の生活スタイルにマッチするかなどの確認も大切です。

5.3 間取りの確認

共有部の確認が終わったら、次は実際に多くの時間を過ごすことになる部屋のチェックに移ります。

部屋を確認する上で、ポイントとなるのは間取りです。予定している家具などが配置できるか、収納スペースやウォークインクローゼットの有無なども同時にチェックしましょう。

また、テレビ用のコンセント(TV端子)の位置は、部屋のレイアウトを決める際に重要です。思い描いている部屋のレイアウトを実現できるかどうか、イメージを膨らませながら確認しましょう。

5.4 水回りの確認

水回りに不満があると、快適に過ごすことが難しくなりますので、念入りにチェックしましょう。キッチン・洗濯機・浴室の蛇口・シャワー・洗面台・トイレが主な確認場所ですが、使い勝手と水圧を中心にチェックするのがポイントです。

5.5 採寸をする

必要に応じて部屋の中の採寸を行うこともおすすめします。冷蔵庫、洗濯機、ベッドなど、使用予定の大型家電や家具が、その部屋にフィットするかどうかが分かれば有益です。
また、特別大きな家具などを使用予定の方は、玄関ドアの開口部の採寸や搬入経路の確認もしっかり行いましょう。
特に、カーテンは入居直後に必要なものとなるため、事前に幅・高さを計測しておくと入居時に困らないでしょう。

5.6 エアコン、照明の確認

エアコンはその有無だけでなく、部屋数に対して十分な台数があるかや、モデルなどもチェックしましょう。比較的新しいモデルであれば、性能の高さや機能、また節電も期待できます。

天井照明などは、物件によってあらかじめ付いている場合とそうでない場合があります。いずれのケースでも、照明にこだわりたい人は天井の照明用コンセントのタイプを確認しておくと良いでしょう。

すでに照明が付いている場合は、設備として備わっているものなのか、それとも前入居者が置いていったものなのか、担当者に確認しておく必要があります。

前者であれば勝手に処分したりすることはできません。後者の場合でも、処分しても問題ないか、無用なトラブルを避けるために聞いておきましょう。

5.7 各種設備の確認

その他の部屋の設備関係では、以下の項目をチェックしましょう。


・ガスコンロ・IHコンロ

キッチンのコンロは、ガスかIHタイプかなど、こだわりのある人は確認が必要です。また、自炊を頻繁に行う予定の人は、コンロの口数が少ないと日常的な不満につながる可能性がありますので、忘れずにチェックしましょう。


・テレビモニター付きインターホン

テレビモニター付きのインターホンが備えられている物件では、防犯性が高く、より安心して暮らすことができます。必須ではありませんが、物件を決める判断材料にはなりますので、その有無を確認しましょう。


・浴室乾燥機

浴室乾燥機とは、浴室についている乾燥機のことです。浴室のカビの発生を抑制したり、洗濯物をしっかり乾かせるなどのメリットがあります。ただその反面、使い方によっては電気代が高額になることもありますので、注意が必要です。
ちなみに浴室乾燥機には、乾燥機能のほかにも、換気や暖房、さらには冷風やミストなどの機能がついた高性能タイプもあります。


・ウォシュレット

内見時には、ウォシュレットの有無も確認しましょう。今までウォシュレットを使っていた人は、なくなってしまうと思った以上に不便です。もしウォシュレットがない場合は、自費で設置しても大丈夫か、交渉余地があるケースもありますので、あわせて確認しましょう。


・床暖房

床暖房の設備が備えられていると足元から温まることができ、室温以上に温かさを感じられ、快適に過ごすことができます。冷え性の方など、床暖房の有無は物件を決める決定的な要素にもなり得ますので、しっかりチェックしましょう。


・ディスポーザー

ディスポーザーは、簡単に言うと家庭用生ゴミ処理機のことです。この設備があると、キッチンの嫌な匂いやゴミ捨ての手間を軽減できたりするメリットがあります。


・電波やインターネット環境

鉄筋コンクリートのマンションや、高層階、地下にある部屋などは、電波状況が良くないことがあります。多くの方にとって、電波環境が悪いとストレスに感じるのはもちろん、日常生活や仕事に支障をきたすことも考えられます。
内見時には、持参したスマートフォンを確認しながら、部屋の隅々まで電波状況をチェックしましょう。
また、一部の物件では、入居と同時にインターネット(Wi-Fi)が使えるところもあります。その場合でも、Wi-Fiのスピードをアプリなどを利用して計測し確認しましょう。


・玄関ドアの鍵の防犯性

玄関ドアについている鍵は防犯性に優れている方が安心して過ごせます。ただし、新しい入居者が決まったあとに交換されることがありますので注意が必要です。
あと、鍵の種類だけではなく、ドアについている鍵の数にも注目しましょう。防犯の基本は、1ドア2ロックです。つまり、玄関ドアに2つの鍵が付いていると一定の防犯性の高さが認められ、安心できます。

 

5.8 日当たり、騒音、ベランダ・バルコニーからの眺望の確認

日当たりは、内見する時間帯や天気の関係で、全てを把握するのは困難です。しかし、持参したスマートフォンの方位磁石機能を使うことで、窓の方角を特定でき、日当たり具合を推測することができます。

  • 東向き・・・午前中の日当たりは良好
  • 西向き・・・午後の日当たりは良好
  • 南向き・・・1日を通して日当たりは良好
  • 北向き・・・4方角の中では、一番日当たりは良くない

内見時には、その他の周囲の環境もできる限りチェックしましょう。大きな道路に面していたり、近くに線路などがある場合は、その騒音が許容範囲がどうかもポイントです。

ベランダやバルコニーからの眺望ももちろん大切ですが、外部(周囲)からどの程度見られやすいかの確認も忘れずに行いましょう。

5.9 高級賃貸こだわり条件の確認

高級賃貸物件の内見を予定している方は、普通の物件には備えられていない高級物件ならではの共用施設や設備も確認しましょう。代表的な施設や設備は以下のようなものが挙げられます。

  • トランクルーム
  • フロア毎の24時間ゴミ出し可能なゴミ置き場
  • コンシェルジュ(フロントカウンター)
  • フィットネスジム
  • ラウンジ
  • ゲストルーム
  • キッズルーム
  • ゴルフレンジ(シミュレーションゴルフ)

高級賃貸物件では、上記の中の複数の施設や設備を備えていることが多く見られます。あると便利だったり、生活の質が向上したりしますので、自分のライフスタイルやライフステージに合った設備があるか確認しましょう。

6. 内見で見るべきポイント!【周辺情報編】

内見時では、物件の共有部や部屋内だけでなく、物件の周辺環境についてもよく調査することが大切です。ここでは、内見時に確認すべきポイントを紹介します。

6.1 周辺施設の確認

確認すべき周辺施設は、主に以下のようなものが挙げられます。

  • スーパー
  • コンビニ
  • 学校
  • 病院
  • 公園

特にスーパーとコンビニは、多くの人が引っ越し先に求める条件です。

また、学校に関しては、公立であれば住所によって通学区域(学区・校区)が決められます。お子様を持つ方は、どの学校の通学区域に該当するのかもチェックする必要があるでしょう。


上記以外のその他の周辺施設には、商店街・外食チェーン店・カフェ・クリーニング店・銭湯・銀行・娯楽施設などが挙げられます。

人によっては、物件を決める上でどうしても外せない条件となる施設もあるかと思いますので、しっかり調べるようにしましょう。

6.2 周辺環境の治安を確認

特に、お子様を持つ家庭や一人暮らしの女性は、物件周辺の治安もしっかり確認しておきたいポイントのひとつです。

内見時に確認できることは限られますが、交通量や街灯の数などはチェックできるでしょう。より詳しく確認したい方は以下のような方法もあります。

  • 近所の人に聞いてみる
  • 物件の周りを夜間歩いてみる


その他にも、インターネットで地域の犯罪発生状況などが確認できるWEBサイトもありますので、活用すると良いでしょう。(警視庁犯罪情報マップぼうはん日本

6.3 交通の利便性の確認

新居を決める上で、交通の利便性の良さを条件に挙げる人は少なくありません。

ちなみに、賃貸物件情報には、通常徒歩〇分と記載されていることが多いですが、一般的に「徒歩1分=80m」で計算されていますので、知っていると役立つでしょう。

電車やバス、空港などの公共交通機関へのアクセスの良さは、自分だけでなく来訪者にとっても重要ですので、特に来客が多い方は確認が必要です。

また、物件に来客用の駐車場が用意されているか、もし無い場合は近くにコインパーキングがあるかどうかも、あわせてチェックすると良いでしょう。

7. 内見チェックリスト

内見時の持ち物とチェックリストです。画像保存やスクリーンショットをして、ぜひ内見の際にお使いください。
内見時の持ち物とチェックリスト

8. 直感もとても重要です

賃貸物件の決め方において直感もとても重要です
ここまで内見時に確認すべきことをお伝えしましたが、物件選びでは直感も大切だと言われています。
内見をしていると、当初イメージしていた物件とは違うものの、「何だか気に入った物件」に出会うことは少なくありません。これは直感が作用しているからでしょう。
直感とは、感覚的に心で感じることです。物件選びにおいては、その物件との相性と言い換えることができるかもしれません。
物件選びは、条件が多ければ多いほど、それに見合う物件に出会う可能性が低くなり、決断するのも難しくなります。


「住めば都」という言葉もありますが、良いも悪いも実際に住んでみないと分からないことは少なからずあります。希望する条件だけに固執せずに、内見時に感じた直感とのバランスも考慮して、物件選びを行うことをおすすめします。

9. いい物件は早めに申し込みをしましょう

気になる物件があれば、できるだけ早めに内見予約を行いましょう。前述しましたが、賃貸物件の契約は、原則先着順です。早く意思決定した人が優先されますので、希望物件を逃さないためには、早め早めの行動と決断を心掛けると良いでしょう。

9.1 入居申し込みは基本的に早い者勝ち

不動産業界では、最初に入居審査する人を「1番手」と言い、以降は順番に応じて「2番手・3番手」と呼ぶ慣習があります。
一般的には、1番手の人の入居審査が通れば、契約の権利はそのまま1番手の人になり、2番手・3番手の人は諦めざるを得ません。このように、賃貸物件は原則早い者勝ちになります。

9.2 2番手でも審査に通る可能性はある

原則先着順の賃貸物件の契約ですが、例外もあります。それは、同時審査と呼ばれる方法で入居者を決定するケースです。
同時審査では、番手に関係なく、入居希望者の中からオーナーなどの物件管理者が入居者を選定しますので、2番手でも希望する物件に契約できる可能性は十分あります。


どのような方法で契約する入居者を選定するのか、担当者に確認してみるのも良いでしょう。差支えがなければ、きっと教えてくれるはずです。

10. まとめ

今回は、これから賃貸物件の内見を予定している方向けに、知っておくと役立つ情報をお伝えしました。ぜひ参考にしていただき、理想の物件探しを始めていただければと思います。


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