内見のおすすめの時間帯は?時間帯で違う確認するポイントと内見の回数・所要時間

公開日:2023年01月06日   最終編集日:2023年01月06日

内見のおすすめの時間帯は?時間帯で違う確認するポイントと内見の回数・所要時間
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目次

この記事では、内見におすすめの時間帯を紹介します。物件選びにあたって内見は非常に重要なものですが、内見をするタイミングも非常に大切です。物件によっては、週末は静かなのに、平日は近くの工場が稼働しているためにうるさい、となる可能性もあります。
また、夜に内見すると街灯や人通りの多さを確認できるため、安全面のチェックにもなります。部屋探しをしている人はぜひ参考にしてください。

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1 内見にはどれくらいの時間がかかる?

内見にはどれくらいの時間がかかる?

ここでは、内見にあたってどのくらいの時間がかかるのか、1日にどのくらいの内見ができるのか解説します。時間や可能な回数を踏まえたうえで、自身のスケジュールを考慮しながら内見を予約してください。

1.1 内見1件の所要時間は10分〜30分程度

1部屋の内見にかかる時間はだいたい10〜30分です。部屋の大きさやチェックしたいポイントによって多少前後することはありますが、決して長くはありません。
ただし、不動産会社からの移動時間も考慮するとさらに時間はかかります。また、室内の細かい部分までチェックしたい場合も同様に時間がかかるでしょう。複数件の内見を行うとなると、半日近く時間がかかる可能性もあるかもしれません。

1.2 1日3件ほど内見するのが一般的

内見の回数は、1日あたり3件程度が一般的です。内見する物件同士の距離にもよりますが、4件、5件となると移動距離も増え、時間もかかるため現実的ではありません。3件程度内見してその中から最終的な物件を選ぶケースもありますが、中には複数日に分けて10件以上の内見を行うケースもあります。


そのため、しっかりと内見を行いたい、気になる物件はすべてチェックしたいといった場合は、スケジュールに余裕を持って内見を行うようにしましょう。今住んでいる物件の契約更新期間が迫っていると、時間に余裕がなくなり、限られた中で物件を選ぶこととなります。

2 内見は何時がいい?おすすめの曜日は?

内見は何時がいい?おすすめの曜日は?

意外と見落としがちなのが、内見を行う時間帯や曜日です。同じエリアでも、時間帯や曜日によってその特徴は大きく異なります。そこでここでは内見を行う時間や曜日について解説します。

2.1 午前中(9〜12時)

午前中は、物件の日当たりの良さを確認するのに適したタイミングです。そのため、日当たりを重視している人は、朝日が昇って室内が明るくなる午前中に内見を行うといいでしょう。
日当たりを確認する際は、周囲に日差しを遮るような高い建物がないかどうかも確認しておくことをおすすめします。また、午前中は通勤・通学の時間帯となるため、交通量の多さなどを確認することもできます。


子どものいる家庭であれば、周囲の幼稚園や保育園の雰囲気や小学生、中学生などの通学風景もチェックしておくといいでしょう。一方で、午前中は多くの人が仕事や学校があるため、自宅にいません。そのため、近隣住民の生活音の大きさなどはチェックが難しいでしょう。

2.2 昼間(13〜17時)

昼間の時間帯も住人が外に出ていることが多いため、共有スペースを落ち着いてチェックすることができます。例えば、駐輪場の使い方やゴミ捨て場の清潔さ、指定されたゴミ収集日以外にゴミが捨てられていないかなど住人の生活状況などの把握も可能です。


また、部屋の向きによっては、昼間の方が日当たりをチェックしやすいこともあります。例えば、南向きの部屋の場合、午前中だと日当たりが不十分であるため、午後の方が適しているでしょう。また、西向きの部屋の場合、15時以降に西日が室内に差し込むため、時間を考慮することが大切です。

2.3 夕方・夜(18時〜)

夕方に内見するメリットは、近隣住民の生活音や建物の防音性などを確認しやすい点です。これは、学校や会社に行っていた人が帰宅するためです。日中だと静かな部屋でも、子どもが帰宅すると遊び声が聞こえてくることがわかるかもしれません。また、大通り沿いにある物件だと、交通量が増える時間帯の騒音チェックも行えます。夕方になると交通量が増え、車の音が気になるようになるかもしれません。


そのほかにも、最寄駅までの人通りや街灯がどのくらいあるのかといったことをチェックすることで、夜間の治安の良し悪しもわかるでしょう。ただし、遅い時間帯だと、不動産会社の営業時間外となり、内見に対応していない可能性があります。

2.4 平日

仕事がある場合は難しいかもしれませんが、平日休みの人や有給休暇などを活用できる人は、平日の内見がおすすめです。これは、平日だと不動産会社に来る人自体が少ないため、内見に行きやすいためです。中でも金曜日は週末で来客が特に少ないとされているため、1日に複数件の内見を行いたい、待ち時間を少なくしたい人にも向いているでしょう。


また、土日は内見をする人が多く、内見の結果契約を結ぶ人もいます。そのため、月曜日には週末の内見を踏まえたうえで最新の情報が入って来るという特徴があります。
なお、火曜日や水曜日は不動産会社が休業日となっているケースが多いため注意してください。

2.5 休日

多くの人は、休日となる週末に内見しようと考えているのではないでしょうか。週末は内見する人が増えるため、希望する時間に内見ができない可能性があるため、できれば避けた方がいいといえます。時間がかかる可能性もあるため、少なくとも半日、できれば1日時間を確保しておきましょう。
限られた時間の中で効率よく内見するためにも、筆記用具やメジャー、カメラなどを持参し、家具を設置する場所の採寸などもできるようにしておくことをおすすめします。

3 ライフスタイルで異なるおすすめの内見の時間帯

ライフスタイルで異なるおすすめの内見の時間帯

内見におすすめの時間帯は、ライフスタイルによっても異なります。そこでここでは、ライフスタイル別に内見の時間帯を紹介します。自身のライフスタイルを踏まえて内見をすることで、より満足のいく内見を行うことができます。ぜひ参考にしてください。

3.1 学生の一人暮らしにおすすめの内見の時間帯

大学生で一人暮らしをする人など、学生であれば平日の夜の内見がおすすめです。これは、治安の良し悪しをチェックするためです。学生の中には、初めて一人暮らしをする人も多く、安全な場所にすみたい、安心して大学生活を楽しみたいと考えている人が多いでしょう。


そのため、住んでいるエリアの治安はチェックしておきたいところです。例えば、人通りの多さや街灯の多さはチェックポイントとなります。また、帰宅時は大通り沿いを通る方が安心できるでしょう。繁華街の近くは明るいため安心感を得られるかもしれませんが、夜になると騒がしくなるため注意が必要です。

3.2 社会人の一人暮らしにおすすめの内見の時間帯

社会人で一人暮らしをする人は、平日の夜の内見がおすすめです。仕事をしている場合、自宅にいる時間は朝や夜が中心となるため、実際に家にいる時間帯の様子をしっかりとチェックしておきましょう。
平日の夜であれば、ほかの部屋の住人も帰宅しているケースが多いため、生活音がどのくらい聞こえてくるのか確認することもできます。


物件によっては、隣人が帰宅する際の足音が聞こえる、隣の部屋の電話の話し声が聞こえるなど、防音性が低いケースもあるため注意が必要です。
平日の夜以外にも、平日の朝の内見もおすすめです。通勤時間帯となるタイミングで最寄り駅や道路がどのくらい混むのかチェックすることができます。

3.3 同棲のカップルにおすすめの内見の時間帯

同棲しているカップルの場合、週末の内見がおすすめです。特に週末は家でゆったりと過ごしたいと考えているカップルとなると、近隣住人の生活音の有無によって週末の快適さが大きく変わってきます。週末の日中に内見することで、その時間帯の生活音の有無がわかります。


特に小さな子どもは走り回ったり、大きな声を出したりと非常にパワフルであるため、近くに住んでいると気になってしまう可能性があるでしょう。
そのほかにも、近隣の飲食店なども合わせてチェックしておくことをおすすめします。例えば、週末の昼間に営業しているいい雰囲気のカフェやレストランがあれば、2人で出かける楽しみが増えるでしょう。

3.4 ファミリーにおすすめの内見の時間帯

ファミリーの場合も、週末の内見がおすすめです。カップル同様近隣住民の生活音のチェックはもちろんのこと、自宅周辺の公園などもチェックしておきましょう。
例えば、近くに公園があれば休日に子どもを連れて遊びに行くことができます。また、その際に公園の混み具合も確認しておくことをおすすめします。同世代の子どもが多く遊んでいるような公園であれば、子どもにとって友達を作るチャンスです。また、両親にとっても子育てをする仲間が見つかるかもしれません。

3.5 忙しい人にはオンライン内見がおすすめ

仕事が忙しくてなかなか内見をする時間がないという場合は、オンライン内見がおすすめです。
オンライン内見とは、その名の通りインターネットを活用してオンライン上で内見を行うことです。自宅や職場からでも行えるため、例えば帰宅後の夜遅くのタイミングや職場の昼休みなどに内見をすることもできます。なお、オンライン内見に関しては、以下の記事でも解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

4 朝は何時から内見可能?夜は何時まで?

朝は何時から内見可能?夜は何時まで?

ここでは、内見は何時から何時まで可能なのか解説します。朝早くや夕方以降などに内見を行いたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

4.1 朝は不動産屋の始業時間から内見できる

朝の内見は、基本的に不動産会社の始業時間からと考えてください。一般的に不動産会社は朝の9時や10時始業のところが多くなっています。
不動産会社から物件へと移動することを考慮すると、早くても9時すぎ、10時すぎからの内見となるでしょう。


ただし、現地集合で内見する場合は9時や10時からの内見ができる可能性もあります。また、場合によっては始業よりも前の内見に対応してくれるケースもあります。詳しくは各不動産会社に相談してみてください。

4.2 夜の内見は遅くても18時頃が一般的

夜の内見は、不動産会社の終業時間までとなるケースが一般的です。終業時間は18時や19時ごろとなっていることが多くなっています。不動産会社から物件へと移動して内見するとなると少なく見積もっても30分はかかるため、実際には終業時間よりも前に不動産会社もしくは現地に到着していなければなりません。


就業時間ギリギリに訪れても対応してもらえない可能性が高いでしょう。ただし、場合によっては21時ごろまで対応してもらえる不動産会社もあるため、まずは相談してみることをおすすめします。

5 同じ部屋への内見の回数は?

同じ部屋への内見の回数は?

じっくりと部屋を選びたいと考えている人の中には、同じ部屋の内見を複数回行いたいと考えている人もいるのではないでしょうか。ここでは、内見回数について解説します。

5.1 気に入った物件には曜日と時間帯を変えて内見すると良い

実際に契約しようと考えている部屋に関しては、複数回内見を行っても問題ありません。
複数回の内見を行う場合は、時間帯や曜日を変えて行うことをおすすめします。例えば、1回目の内見は平日の夕方に行って近隣住民の帰宅後の生活音を確認し、2回目は週末の日中に行って周辺環境の確認を行うといったイメージです。
曜日によって生活音の大きさや周辺施設の混雑具合も大きく異なるため、複数回の内見を行っておくとより安心して契約を結ぶことができるでしょう。

6 まとめ

今回は、内見におすすめの時間帯について解説しました。同じ部屋でも曜日や時間によって生活音の有無や周辺施設の混雑状況は大きく異なるため、内見は行う時間帯を考慮することが大切です。
自分が部屋を選ぶにあたって何を大切にしているかによっても、内見の時間は変わってくるでしょう。今回の内容を参考に、自分に適した時間帯に内見を行ってみてください。

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