引越し準備は断捨離のベストタイミング。引越し準備段階で行う断捨離のススメ

公開日:2021年08月22日   最終編集日:2022年06月29日

引越し準備は断捨離のベストタイミング。引越し準備段階で行う断捨離のススメ
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目次

本記事では引越し準備に伴う断捨離のメリットから、基本となる考え方、注意点について解説していきます。

引越し準備で行う断捨離5つのメリット

引越し準備と聞くと、大変な印象を持たれる方もたくさんいると思います。ただでさえ転居・入居に伴う各種手続きに追われる上、断捨離まで行うとなると気乗りしないですよね。

しかし、引越し準備段階で行う断捨離には5つのメリットがあります。

  • 荷造り・荷解きの手間を減らせる
  • 引越し費用が安くなる
  • 処分品がリサイクルショップで売れることも
  • 本当に必要なものにお金をかけられる
  • 時間の制限がある

それぞれのメリットについて以下で説明していきます。

荷造り・荷解きの手間を減らせる

断捨離を行うことによって、不要なものを減らすことが出来ます。ものを減らすことが出来るということは、荷造りでダンボールに詰める荷物の量を減らせるということ。

また、準備段階だけでなく、新居での荷解きの作業時間も削減することが出来ます。荷造り・荷解きは引越しでも大きく工数を取られる部分なので、少しでも時間を削減していきたいところですね。

引越し費用が安くなる

引越し料金の基本的な考え方は、基礎料金+作業費+オプション費※となります。断捨離を行い荷物を減らすことは、作業費部分に関係してきます。

断捨離をして荷物を減らすことで、用意するダンボール・テープの量(梱包資材費)や運搬するトラック台数、そして当日の作業員数を減らすことに繋がり、結果として引越し費用を安く済ますことが出来ます。

※上記説明の詳しいモデルや料金体系を知りたい方は以下リンクをご参照ください。

関東運輸局 引越しモデル料金

処分品がリサイクルショップで売れることも

断捨離を行って不要となった家具や家電、衣類や雑貨をそのまま捨てようにも、手続きが必要だったりお金がかかる場合もあります。ですが、リサイクルショップなどで売ることができれば収入となります。家電だけでなく、着ていない衣服や雑貨等で思わぬ収入源となることも期待できます。

※ゴミの出し方などの詳細は下記からご覧ください。

経済産業省 家電4品目の正しい処分 丸わかり

本当に必要なものにお金を使える

断捨離を通じて残ったものは自身や家族にとって「本当に大切なもの」となります。すると、今まで以上に大切に使おうという気持ちが芽生えたり、今自分がなにが大切なのか、がわかるようになるのではないでしょうか。

今の自身や家族にとって「本当に必要なもの」、例えば、単身者ならより立地の良いマンション、家族連れなら子供の成長に合わせた家の購入、教育環境など、ライフステージに合った「お金をかけるべきポイント」が見えてきます。

時間の制限がある

断捨離をしようとしても、時間や期限を特に設けていないと、モチベーションが上がらないだけでなく、ついつい後回しにしていまい、結果として全く断捨離が進まないこともあります。

しかし、引越しは日付を決め、逆算して準備を行っていくため、日常生活時に比べて断捨離のきっかけを掴みやすいと言えます。また、退去にあたって家を空っぽにして出ていくことから、荷物を整理する際に自然と行えるのもメリットと言えます。

引越し準備で行う断捨離3つの考え方

上記では引越し準備における断捨離の5つのメリットについて確認してきました。以下では実際に断捨離を行うにあたり、どのような考え方で行うべきかを解説していきます。

断捨離を行うにあたり考えるべき点は多々ありますが、引越し準備段階で大切なのは以下の3つの考え方です。

今ないし今後確実に使うものか考える

断捨離をいざ実行するにあたり、必要か不要かという大雑把な考えで進めても構いません。

しかし、簡単に割り切れるものばかりではないかと思います。判断に迷う場合は、迷ったものをひとまとめにしておき、あとで落ち着いた段階で熟考することをおすすめします。

再度考える際、「今確実に使うのか?」「今後確実に使うのか?」を考え、「ではなぜすぐに捨てられないのか?」を考えてみると、そのものが自分にとって「なぜ大切なのか」がわかります。

「いつか使うから」と惜しいものがあるかもしれませんが、その積み重ねによって、ものが溜まっていきやすくなります。ただし、後述しますが「思い出の品」や「使わないけど捨てられない品」もあると思います。

新居にフィットするのか考える

引越しに伴い、新居での生活がスタートします。雑貨や家具・家電については、高価なものや思い入れのあるものも多いため、なかなか処分するには勇気が必要ですよね。

しかし、現在の家具や雑貨等は、購入時の家の雰囲気やレイアウトを鑑みて購入した方がほとんどではないでしょうか。つまり、新居にいまの家具が合わない可能性もあるため、その場合は捨てるという選択肢も自然と出てくると思います。

家族構成・ライフステージに合ってるか確認する

引越しは、家族構成や環境面での変化で行う方も多いかと思います。例えば、職場により近いところに住みたい、家族が増えた、子供の成長など。

そのためいま持っているものが、変化後の新しい生活にフィットしない可能性もあるため、本当に今後の自身や家族のライフステージに必要なものなのかを見極めるとよいでしょう。

引越し準備で断捨離を行う際の注意点

今まで引越し準備で行う断捨離のメリットや、考え方について解説してきました。ただし、断捨離には注意点も存在します。良かれと思って断捨離した結果「こんなはずではなかった」とならないよう、以下の注意点を参考に進めてみてください。

時間に余裕を持って行う

引越しを行うにあたり、新居の見学や不動産屋での諸手続き、更に行政手続き等もあり忙しくなります。通常の引越し準備とプラスして断捨離を行うことを考えると、1ヶ月から2ヶ月程の時間を見込むことで、余裕を持って取り組むことができます。

上で述べたように家電を捨てる場合は、捨て方にも手続きが必要な場合があり、回収タイミングも限られます。また、引き取りや処分を業者に依頼することになっても、やはり時間に余裕が必要です。

せっかく断捨離をいいタイミングで始めるため、満足するところまでやりきれるよう、余裕を持って始めましょう。

計画的に行う

断捨離を行うにあたり、1日で全てを片付けるのではなく、日や時間を分割して行うなど時間を決めて、集中して行うようにしましょう。一気に行おうとするあまり、どこからやれば良いかわからなくなり、モチベーションが低下してしまうこともあります。

また、断捨離する際は自分にとって「捨てやすいもの」を幾つかピックアップしておき、簡単なものから捨てていくと、進めやすいかと思います。
一般的には

  • 全く読んでいない小説・電子化できる書籍
  • 1年以上着ていない服(体型・嗜好の変化)
  • 賞味期限が切れた調味料
  • 洗面所下の消耗品類

などがわかりやすく捨てやすいものです。

捨てることに執着しない

断捨離はあくまでも必要なものを考えた上で整理するものであり、闇雲に捨てることはおすすめしません。

最初は意気込んで後先考えず捨てがちですが、「今使わないから」「今後使わないから」と言って全てを捨てれば良いわけではありません。例えば貰った手紙や過去の賞状などは、使用頻度で考えれば低いですが、思い出や努力が想起されなかなか捨てられないものではないでしょうか。

また、自身だけでなく家族のものを勝手に捨てることもオススメしません。ものへの思い入れは人によって異なるものです。自分の尺度で測って捨てたり処分することなく、しっかりと家族と話し合ってから断捨離をしましょう。

引越し前の断捨離で、シンプルかつ上質な暮らしを

本記事では引越し準備で行う断捨離について解説してきました。断捨離自体を行うことも大事ですが、行った以降にものに対する価値観や不要なものを買わないなどの、習慣を継続することも非常に大切です。

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