不動産投資にかかる初期費用を公開!初期費用抑えるポイントも解説!

公開日:2023年05月31日   最終編集日:2023年05月31日

不動産投資にかかる初期費用を公開!初期費用抑えるポイントも解説!
Facebook Twitter Hatena Blog LINE Pinterest

目次

不動産投資に挑戦してみたいとお考えの方や不動産投資の初期費用がどれくらいかかるのか疑問に思っている方もいるでしょう。
今回は、不動産投資にかかる初期費用をご紹介します。初期費用を抑えるポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

お部屋探しの無料相談はコチラ

【関連記事】

1. 不動産投資にかかる初期費用

 不動産投資にかかる初期費用

不動産投資にかかる初期費用は、人によって大きな差があります。なぜなら、頭金がどれくらい準備できるのか、物件の属性などによって変わってくるからです。
不動産投資にかかる初期費用の目安を見ていきましょう。

1.1 不動産投資にかかる初期費用の目安

不動産投資にかかる初期費用の目安は、物件価格の15%です。
例えば、4,000万円の物件を購入する場合、600万円となり、1億円の物件の場合は初期費用の目安が1,500万円となります。


先述の通り、不動産投資にかかる初期費用の目安は、人によって異なります。物件を購入するときは、全額自己負担ではなく、金融機関から借りる人が多いです。
融資の金額は、融資を受ける人の年収や資産の金額、住所など個人情報や購入しようとしている物件の築年数や所在地などの物件の属性によって考慮されるでしょう。
希望する物件を購入するときに融資の金額だけで不足している場合は、頭金が必要になります。

1.2 不動産投資にかかる初期費一覧

不動産投資を始めるときに、最も多くの自己資金が必要になるのは、不動産投資を始めるタイミングです。不動産投資にかかる初期費用には、どんな種類があるのかを理解しておくようにしましょう。

不動産投資にかかる初期費一覧

不動産投資にかかる初期費用についてご紹介しましたが、マンションを購入するときに必要となる費用と似ています。
また、交通費や物件を事前調査したり、専門家に相談したりする場合は、別途で料金がかかります。

2. 初期費用だけではない!不動産投資でかかる費用

初期費用だけではない!不動産投資でかかる費用

不動産投資を行う場合は、初期費用だけではなく物件を購入した後の運用中も費用がかかります。不動産投資でかかる費用をさらに詳しく見ていきましょう。

2.1 不動産投資にかかるランニングコスト

物件を賃貸に出し、運用していくときにかかるランニングコストをご紹介します。

不動産投資にかかるランニングコスト

不動産投資を行うときは、物件価格に加え、ランニングコストがいくらぐらいかかるか考慮する必要があります。
不動産投資で利益が発生し、確定申告時に会計ソフトを利用する場合は、どの項目が経費計上できるかについても知っておく必要があるでしょう。

2.2 不動産売却時にかかる費用

物件価格が購入時よりも上昇し、売却して利益を得たいとお考えの方もいるでしょう。
不動産を売却するときにもかかる費用があります。例えば、「印紙税」や「仲介手数料」、「抵当権抹消登記費用」が挙げられます。


その他にも、不動産の売却によって利益が出た場合は、「所得税」や「住民税」がかかるでしょう。ローンが残っていた場合は、抵当権抹消登記費用が必要になり、建物を解体する場合は、解体費がかかってきます。

3. 不動産投資に必要な頭金

不動産投資に必要な頭金

不動産投資を行うにあたって、必要な頭金はどれくらいかわからない方もいらっしゃるでしょう。また、頭金が準備できなくて、不動産投資を諦めている方もいるかもしれません。
不動産投資に必要な頭金の費用や頭金なしでローンを組める方法をご紹介します。

3.1 不動産投資に頭金はいくら必要?

不動産投資に必要な頭金の費用は、物件価格の10%から20%です。
例えば、3,000万円の物件の場合、頭金は、300万円から600万円必要という計算になります。3,000万円から10%の頭金を準備した場合、残りの2,700万円をローンで融資を受けるという形になるでしょう。


頭金を多く準備した方がローンの利息の支払いは減りますが、無理をして頭金を用意するのは危険です。自己資金が底を付いてしまうほど頭金に充ててしまうと、生活ができなくなり、突然の支出があったときに耐えられなくなってしまいます。
不動産投資をする上で、資金計画をしっかりと立ててから取り組むことをおすすめします。

3.2 頭金0でローンを組める銀行もある

一般的に、不動産ローンを組むときは、物件の価値で担保された金額でしか借りれません。しかし、頭金0円でローンを組める銀行もあります。物件価格全てをローンで借入する場合、フルローンと呼ばれ、フルローンができる金融機関を探す必要があります。


物件価格に加え、諸費用もローンで借入を行うオーバーローンができる金融機関もあるでしょう。
フルローンもオーバーローンも銀行の審査が厳しくなり、月々の返済額も大きくなります。万が一、空室状態が続いた場合、返済していく負担がかかり、生活が厳しくなるでしょう。
不動産投資を行うときにフルローンを検討している方もいるかもしれません。フルローンを組む場合のポイントを3つご紹介します。

1. 長期的に収支のシミュレーションを行う
2. 信頼できる不動産会社を選択する 
3. 赤字リスクに備える

フルローンを組む場合のポイントの一つ目は、「長期的に収支のシミュレーションを行う」ことです。
不動産投資を行うときは、ランニングコストが入っていない状態で、収支のシミュレーションが行われるケースがあります。
長期的に見ると、賃貸として出した物件が空室になり、家賃収入が入ってこないケースもあれば、家賃が下落するケースも考えられます。10年以上の長期間で収支のシミュレーションを行うのがおすすめです。


二つ目は、「信頼できる不動産会社を選択する」点です。
長期的に収支のシミュレーションを行う場合、不動産会社に策定してもらいます。信頼できる不動産会社を選択しないと、不動産投資の利益に関わってくると言っても過言ではありません。
不動産会社がフルローン可能な金融機関を斡旋してくれるため、実績豊富な不動産会社を選択するようにしましょう。


三つ目は、「赤字リスクに備える」点です。
フルローンだと手元に資金を残せますが、月々の返済額が高額であり、万が一、空室の期間が続くと返済が厳しくなります。数ヶ月間、空室でも耐えられる余剰金を残して不動産投資を行いましょう。

4. 初期費用抑える方法

初期費用抑える方法

不動産投資を行うときは、初期費用を抑えたいものです。
初期費用を抑えるには、「中古の区分マンションを選ぶ」や「頭金の金額を減らす」、「物件の売主が不動産会社のところを調べる」などが挙げられます。
初期費用を抑える方法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

4.1 中古の区分マンションを購入する

中古の区分マンションを購入すると、初期費用を抑えることが可能です。
中古区分ワンルームマンションは、所有投資の対象となる物件価格が低いため、50万円から100万円で不動産投資を始められます。
これら初期費用の目安は、不動産会社から直接物件を購入するか、不動産会社を介して購入するかによっても変わってきます。

4.2 頭金の金額を減らす

頭金が多い方が、不動産投資を行うのに良いイメージをお持ちの方もいるでしょう。
しかし、不動産投資のローンの頭金を増やそうとすると、初期費用がふくらみ、負担が大きくなってしまいます。


そこで、頭金の金額を減らすと初期費用の総額を抑えられるでしょう。頭金の金額を減らすと負担が減るかもしれませんが、頭金の金額がローンに影響してくれるのを忘れてはいけません。また、頭金の金額が少ないほど、ローンの審査に通過するのが難しくなります。
頭金の金額を減らすと、初期費用の負担は減りますが、ローンで借入する金額が増えます。そのため、利息の負担額も増えてしまい、賃貸経営を圧迫してしまうケースもあるでしょう。
頭金を減らす場合は、懸念点があるのを覚えておいてください。

4.3 売主が不動産会社の物件を探す

初期費用を抑えるには、売主が不動産会社の物件を探すのをおすすめします。
先述の通り、初期費用には、不動産会社が仲介してくれた手数料が必要です。しかし、不動産会社が自ら保有する物件を購入する場合、仲介手数料が不要になります。


物件の売主が不動産会社かどうか確認するには「取引形態」を確認しましょう。
物件価格が7,000万円の場合、不動産仲介手数料で約200万円必要になるので、売主が不動産会社の物件を選ぶと、初期費用を抑えられるでしょう。

5. まとめ

不動産投資にかかる初期費用や初期費用を抑えるポイントについて解説しました。
不動産投資を行うときは、初期費用だけでなく、ランニングコストも考えなければなりません。また、日常の生活が苦しい状況に陥ったというケースを避けるようにしなければなりません。
不動産投資に失敗しないようにするには、不動産会社に任せっきりにするのではなく、自分で勉強する必要があります。資金に余裕を持ち、赤字などあらゆるリスクに対応できるようにしましょう。

お部屋探しの無料相談はコチラ

RENT

高級賃貸物件を借りる

BUY

高級中古マンションを買う